何度も命を落としかけながらも、勇敢にも魔王ワーロックを倒した真の勇者。
再び旅にでた彼は、その途中で、"とある国の姫様がさらわれた≠ニの噂を耳にする。
彼がその国を訪れ、国王に話を聞いたところ、
姫は、悪魔の妖術師"デーモン≠ノさらわれ、暗黒の洞窟魔城に監禁されて居ると言う。
「ユウシャトシテ ヒキサガル ワケニハ イカナイ。」
彼は、前回の教訓を生かし、短剣を片手に装備し、準備を万全にする。
そして、真の勇者は、再び命を賭けた探検をする為に、洞窟魔城へと旅立った。
「MOMOKO姫を救え!」ナゾラーランドより。
ぼくには魔法のおまじないがあるんだ。
ピンチになったらそのおまじないを唱えて、まんまと切り抜ける!
だからぼくはいつも安心安全。
今日もぼくはお出かけ中、こわいお兄さんに見つかった。
このあたりを2人組でウロウロしている、こわいお兄さん。
魔法のおまじないを唱えればすぐに逃げられるけど、
ぼくだっていつまでも子供じゃない!
でもぼくは体が弱くてすぐに気を失ってしまうから
とてもケンカなんてできないよ・・・。
お兄さんが追っかけてきた!
ぼくはつまずきながらレンガ通りを走ったり、空き地の土管をくぐりぬけたり、
八百屋さんのハカリをジャンプ台代わりにして逃げまわった。
だけど運動音痴のぼくは、ツルが足にからまって転んでしまい、
とうとうお兄さんに追い詰められた!
「セ、セレクト」
あーあ。また魔法のおまじない。ぼくはお兄さんから逃げることができた。
やっぱりぼくにはこのおまじないがないとダメなんだ。
でもぼく、おまじないを使いすぎてどこに行くのか忘れちゃった。
- ナッツ&ミルク より 「50回目のおまじない」 -
(殿「じゃじゃ丸、我が配下の中で最も優秀なそなたに頼みがある。」)
じゃじゃ丸「……って言われてここまで来たけど、なんだよこの廃屋は…。天井崩れかかってるし…。」
なまず「ははは良く来たな!じゃじゃ丸よ!姫はここだ!」
じゃじゃ丸「あ、なんだお前!姫を返せ!」
なまず「俺は"なまず&Pを返して欲しければこの俺を倒すんだな!…ただし、生きて俺の所まで辿り着けたらの話しだが」
"おゆき登場
じゃじゃ丸「うわ、お化けだ!くそー負けてたまるかよ!姫様!必ずお助け致します!」
忍者ハットリくん「忍者は修業でござるの巻」
「父上の健康産業フェチにはまったく困ったものでござるな」
里からの便りには父親が最近購入したという健康器具についての批評やら薀蓄やらがつらつらとしたためてあった。
─これからの忍者には筋力トレーニングが肝要─
これがハットリ君の父ジンゾウの最近の持論である。
手紙には里に帰るようにあったが、それは息子の顔を見たいから、ではなく、単に新式トレーニング器具を自慢したいだけであることをハットリ君は知っていた。
「にんともかんとも・・・」
お決まりのセリフを吐きはしたが、ハットリ君は里へ帰るつもりであった。父親の自慢に付き合うのはうんざりだが、故郷の食事が恋しくなっていた。
父親は抜かりなく伊賀のチクワを大量に用意してあることを手紙に書いていたのである。
また、里に帰るもう一つの大きな理由としてケムマキの存在があった。彼は最近誤って大量の惚れ薬を飲んでしまい、ハットリ君への悪質なストーカー行為を連日繰り返していたのだ。
里へ帰ることはケムマキからの逃避のためにも、疲れきった精神と肉体の休息のためにも必要であった。
ケンイチ氏に挨拶をすませたハットリ君は、弟のシンゾウ、獅子丸とともに夜の明けないうちに足取り軽く伊賀の里へ向かった。
ストーカーケムマキ率いる甲賀軍団と大量のチクワと新型ダンベルを用意した父親が待ち構えていることも知らずに・・・。
ぬ〜ぼ〜
おとぼけでぷくぷくしててぷにぷにしてる癒し系のα波を放つ
森○製菓のキャラクター"ぬ〜ぼ〜
愛くるしい彼のキャラクターから、彼に関連した商品の売上は上々だった。
遠い未来。長引く不況の煽りを受け。
大手企業"森○≠ェ製菓の部門から撤退する事となった。
森○関連の工場からは、様々な物が引き揚げられていく。
「おい!この黄色くてデカイヘンテコな奴。どうすればいい?」
「…粗大ゴミでいいだろ。」
日本列島の片隅にあるゴミ埋め立て地。
そこに"ぬ〜ぼ〜≠ヘ居た。
彼は自分は何故そこにいるのか理解できなかった。
数日経ち、ゴミで出来た島に一人佇むぬ〜ぼ〜は、
彼の生みの親である森○製菓の人々が恋しくなった。
/ ・ ・ ヽ oO(……………おうちかえらなきゃ)
ぬ〜ぼ〜は、とにかく帰ろうとした。本来自分があるべき場所。"森永製菓≠ニ言う名のお家へ。
こうして、ぬ〜ぼ〜の"帰宅≠ヨの旅が始まった。
この旅が、終わりの無い果てしない旅であるという事は、彼だけが知らずにいる。
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