夢工場 ドキドキパニック

僕は黒い円盤の中で、膝をかかえて座っている。
夢。ワクワクするような未来への希望が詰まった、美しい言葉。
それが何故こんなにも苦い余韻を残すのか。

ある人は言った。
「ゴミ溜めを『夢の島』なんて名付けるセンスは皮肉である」と。
今は僕にもわかる。現実における「夢」なんて、一瞬の輝きの後には
ただのガラクタの山となり、やがて人々に忘れられていくものだ。

そう。僕はあの狂騒の時代の中で生まれた落とし子だ。
でも僕は自分にできる精一杯の事をやったつもりだ。「面白い」と
言ってくれる人だって、決して少なくなかったと信じている。

でも。その功績は全て奪われてしまった。「彼」に。
仕方のないことだ。「彼」こそが時代の寵児。「彼」なくして僕らの
活躍する場なんてあり得なかった事なんて誰でも知っている。
国内イベントにあわせてでっち上げられた僕が、海の向こうでは通用
しなかった事ぐらいわかっている。

でも。だからこそ。時に無性に叫びたくなるのだ。
「それは僕の為に用意された舞台だ」「そのシステムは僕の為に作ら
れたものだ」と。
誰も僕のことなんて、覚えてもいないというのに。
そして今日も僕は黒い円盤の中で、膝をかかえて座っている。

おや?
まさか。誰かがあの機械を起動した。サポートもサービスも終了した
というのに。
「彼」らの姿がおぼろげに見えてきた。かつては憎んでも憎みきれない
仇敵と思っていた「彼」らの姿も、いまや懐かしく思える。

そうか。君が。
あえて今、「彼」らの方ではなく、この僕を選んでくれたんだね。
少しターバンはほころびてしまったけれど。
僕は戦う。
他の何者でもない、君の為に戦う。

『夢工場 ドキドキパニック』


ヨッシーのたまご

まいったな・・・
ヨッシーは滅び行く子孫を見て困っていた・・・
このままでは俺たちの未来が・・・
赤ヨッシーが言った
このまま死にゆくのもいいかもな・・・

数日後
おもしろいことがわかった
どうやら俺たちの産む卵の殻にそれなりの命ある生き物を挟めば簡単に子孫が作れることがわかった

しかし俺達に力は・・・

そういえば最近とある兄弟が亀の軍隊と戦ってると聞いたな・・・

うまくこの二人をつかい利用すれば・・・・



ピンポーン
「おぉ、届いたか」
「何だい兄さん、その機械は」
「これか?聞いて驚け、その名も恐竜製造マシーンだ」
「…わかりやすいね。でも何で恐竜?」
「この前行った島にいた恐竜覚えているか?」
「あぁ、ヨッシーだね。彼らはなかなか役に立ったよね」
「そう、あいつらは役に立つ。だから売れると思うんだ」
「彼らをかい?」
「まぁな。だが絶滅危惧種だから数が少ない、だったら作ってしまえと思ってな」
「そんなことできるのかい?」
「おう、ゲッソー、クリボー、テレサ、パックンフラワーの4種のDNAを上手く組み合わせればな
 まぁ専門的なことはおまえにはわからんだろうから省くが、ようはこれらをこの卵の殻で挟めばいいってわけだ」
「けどそんなことできるの?それに売れっこないよ」
「金儲けの秘訣9条、本能がチャンスだと告げたら、必ず儲かる。」
「それはわかってるけど」
「俺を信じろ。今までだって上手く行ってたじゃねーか」
「上手くいくかなぁ…」

- ヨッシーのたまご -


ヨッシーのクッキー


新たなビジネスに没頭するマリオ。今は機械が壊れて修理中のため製造はしていないが
既に生まれたヨッシーはけっこうな数。しかしほとんどがすぐに死んでしまうのであった。

「おう帰ったぞ」
「どこ行ってたんだよ。僕にヨッシーの世話押し付けて」
「悪ぃ悪ぃ、ちょっとスーパーにな」
「夕御飯ならもう買ってあるよ」
「いや、クッキーを作ろうとな」
「今度はクッキー屋さんでも始めるのかい?」
「そうじゃねぇって。こいつのエサだ」
「ヨッシーの?」
「そう、すぐ死んじまうのはエサが悪いからだと思うんだ。で、栄養のバランスを考慮したクッキーを作ろうとな」
「でもなんでクッキー?」
「クッキーが消化の効率がいいらしい」
「ふーん」
「よし、じゃあ作るから手伝え。お前は生地を作る係だ」
「あぁ、いいけど(今度は大丈夫かなぁ?)」

- ヨッシーのクッキー -



おれは作り続けなければいけない・・・

ああ、どのぐらいの時がたったのだろうか・・・
とめることなく作り続けなければいけないのだ・・・
そして終えることもきっとないのだろう・・・

なぜならば、やつは食欲旺盛なのだ・・・

昔、やつには助けられたこともあった・・・
しかし、それも昔の話だ・・・
やつは襲ってくる敵をたべては飲み込み・・・
国を救ったこともある・・・
しかし、食べる敵がいなくなった今・・・・
誰にもやつの食欲をとめることはできなかった・・・・

国の食料という食料全てを食べ尽くし
ついに、やつはキノコに興味を持ち・・・
人間に興味を持ちだした・・・
もし、つくるのをやめてしまえば・・・・
つぎに食べられるのは俺なのだ。

そして、俺を食べれば次は・・・姫・・・・

だから、やつの好物を
俺は作り続けなければならない・・・

いっそのこと、ヤツがこの食べ物に興味をなくし
俺を食べちまえばいいのに・・・
ああ・・・もうやめてしまおうか・・・

「ヨッシーのクッキー」
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