ツンデレ的姉妹兄妹にちょっかいだしちゃいました 160


11 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 02:53:28.63 q2QEG/5c0
>>1


82 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:00:24.58 q2QEG/5c0
前スレざーっと見てきた。何か皆痛い思いしてんなぁ…w


91 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:01:19.23 q2QEG/5c0
痛い思いはしてないが……意識は飛んだなw


105 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:04:11.42 q2QEG/5c0
妹3に意識飛ばされたよw
マジあいつありえねぇ、ホント怖いw


125 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:08:44.09 q2QEG/5c0
ただいま朝安価報告まとめ中、少しお待ちを。


157 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:20:20.61 q2QEG/5c0
あー…まとまった。けど、死にたくなった。


167 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:21:51.07 q2QEG/5c0
長い。
おまけに、まったりとシリアスと発情を一人でこなしてるんで、報告がケイオス。
飽きたらヌルーよろ。ではいきま。


170 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:22:31.14 q2QEG/5c0
安価確認。

妹1 ボンジョルノと言って起こし俺、実はイタリア人なんだ、といって耳舐め
妹2 普通に頭なでなでして起こす
妹3 ボンジョルノと言って起こし俺、実はイタリア人なんだ、といって首筋。だが妹にもしてもらう

…矢印使う人、嫌いですorz


173 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:23:19.53 q2QEG/5c0
妹1の部屋の扉を開ける……何か散らかってるな。いつもと少し違う散らかり具合。
どうやら、本棚を本格的に整理していたようだ。

漫画も小説も純文学もごっちゃ混ぜになって散らかってる。
…本棚の前列後列を置き換えるだけならまだしも、
入れる棚を細やかに分別する妹1の整理好きは、しかし本棚以外には適用されない。

しかも分別の基準も気分次第で変わる為、本人以外の人間が本棚から目的の本を捜し出すのは難しい。

…お前は夜月かと小一時間問い詰めたい。もしそうなら僕は様刻だ。
それなら近親相姦と言う禁忌を越える事も吝かでは無い。
…が、残念ながら此処は壊れてなどいない現実の世界であり、俺は俺だ。

さて、ではそろそろ安価に取り掛かろう。

ベッド端に腰掛け、妹1の頬っぺたをぷにぷにして起こす。

ぷにぷにぷにぷにぷにぷに……
10回くらい突付いた所で妹1、目を開く。


178 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:24:27.80 q2QEG/5c0
俺「ボンジョルノ、コメスタイ?」
妹1「おはよー……ふぁ……何でイタリア語なの?お兄ちゃん。」

欠伸をし、最もな疑問をぶつけて来る妹1に、俺は平然と答える。

俺「俺、実はイタリア人なんだ。」
妹1「………ダッヴェーロ?」
俺「スィ。」

俺の返答に、妹1が真面目くさった表情で言う。

妹1「……知らなかった。」
俺「だろ。俺も知らなかった。」

重々しく首肯。

………そのまま何故か数秒沈黙。


妹1「……ねぇお兄ちゃん、今日は…イタズラは無いの?」

あれ、妙な事を言い出したぞ?w
明らかに最近の悪戯を意識してるようで、既に顔が赤い件w
ならご期待に沿って淫らに耳を舐め上げ……って待て、それってプチヤバイんじゃないか?
デレ期抜けてるのにこの反応、どう見てもマズイ……よね?


179 :2006/02/22(水) 03:25:10.02 KcNP6OTa0
>>178
俺も知らなかったwwwwwwwwwwwwwww


180 :2006/02/22(水) 03:25:47.32 t6Z98HVA0
>>178
デレ期抜けてねーwww


182 :2006/02/22(水) 03:26:07.88 LhACtogs0
>>178
フラグが・・・


181 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:25:58.81 q2QEG/5c0
さて、どうするか。変に意識させたままだと、今後の悪戯に支障も出るぞ?

かと言って妹3の時みたいに欲情モードかますのもマズイ。
………此処は、基本的に笑い飛ばすのが上策かと。

俺「………何、もしかして期待してんの?w」
妹1「べ、別にしてないっ!」
俺「何だ、残念。まぁ兄依存症の時期はもう過ぎちゃったしなーw」

そう言って頬っぺたをぷにぷにぷに。

妹1「…なんか、残念そーだね?w」
俺「そりゃまぁ…あの時期の妹1は、素直で可愛いからね。」
妹1「発情しちゃうくらい?w」
俺「そ、発情しちゃうくらいw……けど、普段からあれだと困るかもなぁ…」

深刻ぶって言って、思わせぶりに黙る俺w


妹1「うに……何で?」
俺「俺、マジで発情しちゃうもんw兄妹なのに制御効かなくなりそーw」
妹1「う…そ、それは、まずいよぉ…?」
俺「だよなぁ……うん、まずいよ。まずい……」
妹1「……兄妹………」

お、意識した意識した。そうそう、俺たちは兄妹なのです。
首筋にキスマーク付けたりしてても、兄妹なのです。
その事を再認識してくれれば話は早いんだけど……考えてみたら、中学生ってそんなに大人なのかな。


185 :2006/02/22(水) 03:27:06.36 KcNP6OTa0
>>181
可愛い、可愛いよ妹1


189 :2006/02/22(水) 03:28:30.71 FZVXx75v0
>>181
とりあえず男が思っているよりは大人

C言語でお絵かきツール作ってる多数精鋭妹2派より


188 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:28:20.89 q2QEG/5c0
とかシリアスに思考を始めちゃったら、妹1から奇襲を受けた。

妹1「お、お兄ちゃんは…あたしたちの事、好きなのかな?」

うわ、ktkr。ヤバい。どう答える?惚けるか?
いや、それとも実直に答えるか?えーっと………って、ヤバい。時間ねぇ。
ここでヘンに考え込んでもマズイ、どうする、どうする………

俺「…なんだ、それを俺に言わせるか?そりゃ、勿論好きだよ。」

うはw悩んでたに勿論とかw

妹1「う、えーっと……なんていうか、好きっていうのは…」
俺「"女"としてって事?うわーませてるねーお前w」

変に意識される前に先手を打って笑い飛ばそうとする。

が、それは成功しなかった…

妹1「だ、だって最近、お兄ちゃんが何かえっちなコトするから……」

うわーい、直球だ。
とりあえず首筋にキスったりを、唯のスキンシップと思わないだけの知識はあるんだね。
それとも本能が反応しちゃったんでしょうか。ちなみに俺としては前者の方希望。

とにかく今は笑い飛ばせ。
笑い飛ばせ、笑い飛ばせ…


193 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:29:39.70 q2QEG/5c0
ほんとに笑い飛ばしてみた。

妹1「なっ、何言ってるの!?」
俺「なんかやらしー声上げてたしねー?w発情したんでしょw」
妹1「お、お兄ちゃんといっしょにするなっ!」

妹1の蹴りが胸部目掛けて飛んで来る。
まぁ雰囲気的にこうなる事は分かりきってはいたが、ここは敢えてノーガード。

どごっ!

膝立ちの体勢から仰向けに倒れる俺。
背中は強打しないよう、後ろに手は着いたけど……やっぱり直撃は効くわw


俺「うぐはっ…っと……冗談です、心配するなよ、俺も、ちゃんと制御は効いてるから…」

元の体勢に戻った俺に、妹1は訝しげな視線を向けてくる。

妹1「…ほんと?こないだも、パジャマのズボン脱がしたりしてたし…」
俺「まぁ、そんな事もあったなwけどほら、パンツには触れてないしw」
妹1「うー…けどなぁ……………うん。お兄ちゃんを、信じるよ?」
俺「………オッケェイ!我が命に代えても。」
妹1「流行んないってばそれw」

一瞬だけシリアスになりかけたが、あっさり笑い飛ばす。


196 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:30:34.47 q2QEG/5c0
>>193の文頭、
俺「何、発情しちゃった?w」
の一文が抜けたw
何にも笑い飛ばしてねぇwww


200 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:31:50.95 q2QEG/5c0
笑いついでにもう一押しいっときますか。

俺「俺を信じるのはいいけど、お前はどーなんだよ?w」
妹1「あ、あたし!?w」
俺「そwお前からマジで発情されたら、俺、耐え切る自信ないよ?w」

…ま、嘘だけどね。絶対耐え抜くけどね。

妹1「そ、それはもちろん。言っとくけど、あたしから発情するなんてありえないよ!?w」
俺「……だよなー?兄妹だしw」
妹1「うん。兄妹の恋愛なんて、漫画とかだけでお腹いっぱいだよw」

………ぶっちゃけ、心配は心配。
でも、ゾクゾクする背徳感をギリギリまで感じたい。
それより何より、妹たちの可愛いリアクションは見たい。
俺、やっぱ変態だわw
……妹たちを泣かせないで、ギリギリの安価選択してくってのは…出来るのかな?
こうやって倫理観を強めて逃げ切れるなら、毎日でも妹たちとは話をするけど……

……それ以前に、そもそも妹たちが俺を異性として認識してなければいいんだけどねw
兄妹に欲情するのは俺だけで充分♪

妹1と妹2はまだそっち系の経験が未熟だから。
妹3は、本人も言ってたように唯の勘違いで時間が解決してくれる…って可能性は、有るよね?


さて、ここまでで終わらせても良かったんだが、
笑い飛ばしっぱなしでイマイチ説得力と言うか認識が足りなくてもアレなんで、
ちょっとだけシリアスにもなってみました。


205 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:33:19.31 q2QEG/5c0
笑顔の中にも、少し真剣さを混ぜて言う。

俺「……まさか、お前や妹2、妹3と"お菓子"な事にはならないから、心配すんなよ。」

俺の言葉に、少し笑顔を曇らせる妹1。

妹1「あぅ……"お菓子"は……ほんとにダメ……ほんとに、やりすぎだよ…?」
俺「…わかってる、俺もそこまで飢えちゃいないよ。」
妹1「そ、そーだよね?だいじょぶだよね…?」
俺「……別に飢えてるから、お前等に発情するって訳でもないけどね。」
妹1「…え…ぅ………?」

妹1が心配そうに俺を見上げて来る。

……ま、これ位で充分だろ。


213 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:34:39.67 q2QEG/5c0
俺「…ま、心配要らんよ。俺はお前らの保護者代わりなんですからw」

そう笑いながら頭をなで、部屋を後にし…ようとした所で思い出した。

俺、イタリア人じゃん!?
って事は、イタリアンに退出しなきゃw

俺「ブォナジョルナータ、ソレッラ。アリーヴェデルチ!」
妹1「う……?あ、ありーべでるち!」

一応通じたようだが、ややアリーヴェデルチが拙い。
やはりアリアリアリアリと助走を付けた方が良かったか…?
ま、三十分しないうちにまた会うのに、さよならも何もあったもんじゃないがw

…しかし何か、すっごく疲れましたよ?精神的に。っつーか頭ん中が。
とりあえず、出来ればちゃんと作戦立ててから臨みたかった。
思わぬトコロから話が始まっちゃったんで、心の準備が…って…あ。

耳舐め、実行出来なかった………ゴメンorz


218 :2006/02/22(水) 03:35:36.20 LhACtogs0
>>213
そのふいんきで耳舐めとかヤバスw


220 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:36:22.13 q2QEG/5c0
一度大きく伸びをし、頭の中を入れ替えて妹2の部屋へ。
妹2に対しても、もうフラグが立たないからーってのんびり構えてはいられない。
けどまぁ頭なでるだけの天使安価だし、今日の所は様子見で行こうか。
…って、いちいち頭で考えてから妹を起こす俺、かなり状況的に不自然だなw


……あ。妹2、昨日はタイミング悪く起きてたけど今日は寝てる。
……ってまさか、昨日は妹1の声で起きた、とかって話じゃないよね?w

だったら、相当寝覚め悪いよね。目覚まし代わりに姉妹の悲鳴だもんw

それでは今朝は、爽やかに優雅な朝を演出させて頂きましょう。


俺はベッド横に跪くと、まず妹2の頭を優しく撫で、そのまま指を滑らせて手櫛で髪を解かす。
…そう言えば妹2の髪も、昔はもっと長かった気がする。妹3程じゃないけど…逆に、妹1は今の妹2くらい短かったような……?
どんな長くても十年経って無いのに、既に俺の記憶が曖昧な件。もしかして若くして記憶障害!?
まぁ昔から頼りないっつーか役に立たない両親に代わって家事こなして来たからなぁ…

なんて過去を振り返って軽く疲れをおぼえた辺りで妹2がうっすら目を開けた。

あ。起きたか。

俺「妹2、朝だよ。起きてー」
妹2「……ん………うん。おはよ、兄さん。」

上体を起こす妹2。


223 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:37:15.94 q2QEG/5c0
この時点で、既に頭をなでなでして起こすと言う安価は達成されている。
後は二言三言、会話でも交わして去ればいいんだが、それでは余りにもつまらない。

と言う訳で、とりあえずやってみました。

俺「ボンジョルノ、コメスタイ?」
妹2「……ヴァベーネ、グラーツィエ、フラテッロ……合ってる?」
俺「いや、わからん。とりあえず単語としては多分。」
妹2「……ところで、何で朝からイタリア語の勉強なの?」
俺「いや俺、実はイタリア人だったの。」
妹2「…朝なのにつまんないね。今日の悪戯はそれだけ?」
俺「……うん、これだけw」
妹2「……ほんと?」
俺「うん、ほんとだってばw何、また発情されると思ってた?w」

っつーかそもそも今日の安価、悪戯ですらないし。
……まぁでもこうして考えてみると、確かに最近妹2には刺激が強すぎたかも知れない。
本気で嫌がってたかも知れないし、少し抑え目にしようかな……

とか思いつつ部屋を出て行こうとしたら、何故か妹2に呼び止められた。

妹2「兄さん、ちょっと座って。」
俺「……うぃ?」

首を傾げるが、言われるままに妹2の横に座る。


224 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:38:02.72 q2QEG/5c0
妹2「……兄さん、今日もまた元気ないよね?」
俺「え?…いや、そんな事は決して…」

別に疲れてるつもりは無いんだけどなぁ……
確かに安価と兄妹関係の間で勝手に悩んではいるけどw

とりあえず笑っておく。

妹2「だって、笑った顔がなんか疲れてるよ?」

げ、思いっきり突っ込まれた。

俺「そ、そんな事w何だよ、発情してなかったら即不調なの?俺の認識ってw」
妹2「そんな事ないけど……でも、何かあるなら、相談して欲しいな。」

妹たちに欲情する兄をどう思いますか、って?
兄妹で欲情し合うような関係をどう思いますか、って?

出来るかよそんなのw


227 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:39:06.49 q2QEG/5c0
と言う訳で、またしても笑い飛ばし作戦。

俺「つーかれてないってばw」
妹2「………兄さんがだいじょぶなら、いいけどね。」

心配してくれるのは嬉しいけど、心配掛けたくない俺は、とりあえず茶々を入れてみた。

俺「なになに、随分心配してくれるねぇ?w」
妹2「あ、当たり前でしょ!?兄さんは、兄さんなんだから……」
俺「………ま、そりゃそうだw」
妹2「………まさか、ヘンな勘違いしてないでしょーね。」

あれ?何か妙な方向に話が……

俺「勘違い?いや、してないと思うけど………多分……ごめん、何の話?」

聞かずに逃げ出した方が良かったかな?

妹2「……言わなかったっけ?私、兄さんの事、男としては大嫌いだから。」

あら、やばい、何か始まっちゃった。
……まぁ、始まったからには冷静に様子見をしないと。


231 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:40:13.81 q2QEG/5c0
探りを入れるように聞く。

俺「その…男としては、ってのは何なんだ?」
妹2「……言わないと、わかんない?」

真顔で聞かれると、答えにくい。

俺「何となくわかってはいるけど、勘違いだったら恥ずい。」
妹2「……ナルシストのクセに、自信無さすぎだよ……馬鹿兄さん。」
俺「ちょ、また馬鹿兄さんデスか、勘弁……w」

そう言って笑うが、妹2は笑っていない。
あー、何かやばいな。本格的にシリアスモードに入っちまうかも……

と思ってたら、妹2がベッドから腰を上げた。
ん、これで終わりかな?と俺もベッドを立とうとしたら……

妹2「まだだよ。……兄さんは、座ってて。」
俺「……うぃ……生着替え?」
妹2「………兄さんなんて死んじゃえ。」

…ぼそっと言われると、ほんとに死にたくなるよ?
とか思ってたら妹2、何やら音楽を掛け始める。

俺「ちょw朝から月の光デスか?w」
妹2「い、いーのっ!落ち着くには、好きな音楽と好きな紅茶っ!」
俺「や、まぁ……さいですか。」

……しかもレコード。このご時世にレコード…まぁ俺も深紫のとか持ってるから、何も言えないが。
レコードをかけた妹2が、無言で俺の横に腰を下ろす。


236 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:41:33.96 q2QEG/5c0
音楽でも聞いて、考えをゆっくりまとめろって事かな……?
と思ってたら、

妹2「……もし…兄さんに、私が発情しても……」
俺「………へ?」

唐突に話を切り出して来る妹2に、思わず俺は間抜けな声で聞き返した。

妹2「ひ、独り言っ!だ、黙って聞きなさいっ……や、聞くなっ!」
俺「……はぁ。」

とりあえず俺は、部屋の中に視線を向けておく。

妹2「……私は、"兄"に発情してるだけなんだからね。兄さんって"男"に、発情なんて………」
俺「………もけ。」

ほんとに聞いてない訳じゃないよー、って主張する為、鳴き声を上げておく。

妹2「…うわぁ…兄妹で発情なんて……気持ち悪い…っ……!っ、気持ち悪いっ!」
俺「………めけめけ。」

まぁごもっとも。但し、気持ち悪いのはお前では無くて俺だが。

妹2「血が、繋がってなくたって…私たち、皆、兄妹なんだから………」
俺「……ふもっふ。」

その後は、曲が終わるまで無言だった。


240 :2006/02/22(水) 03:42:48.70 wqD12mHV0
これはあと一押しですね♪


241 :2006/02/22(水) 03:42:51.33 cq/Fklwi0
>>236
ツンデレ具合がたまらんな


242 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:42:53.70 q2QEG/5c0

妹2はレコードを止めると、俺の目の前に立つ。
どうやら、ある程度の思考の整理は付いたようだ。

妹2「もし発情しても、"お菓子"はナシだからね。」

そう言って来る妹2に、俺は当然のように答える。

俺「……言わずもがな。」
妹2「それでいいなら、受けて立ちます。」
俺「…あぁ。………え………?」

え、何が?

妹2「……悪戯。続けるか迷ってたんじゃないの?」
俺「………え。」

いや、正にその通りなんだけど。
えーと……なんつーか、バレバレだった?
俺、一応隠してたつもりだったんですが。
突然言い当てられて動揺する俺。


246 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:44:06.18 q2QEG/5c0
そして俺が急に固まった事で、何やら様子がおかしい妹2。

妹2「え………ち………違う……の………?」

ちょ、うわ、何!?妹2の顔が赤くなったと思ったら青く……

俺「や、そう、当たり。当たりだったから、戸惑っただけ……」
妹2「……………だよ……ね…?」
俺「デス。その通り。イグザクトリィ。」
妹2「え……と………あ…と、にかく、私、兄さんには負けないから。」
俺「あ、はぁ、了解です。」

勝負とかしてる訳じゃないんですけど…とりあえず了承。

妹2「わかったら、さっさと行きなさい。私、着替えて少ししたら行くから。」
俺「御意った。」

遅滞無く妹2の部屋を後にする。
部屋の扉を閉め、廊下をゆっくり歩きつつ思案。

………コレって、大丈夫……だよな………?


248 :2006/02/22(水) 03:44:23.68 ff7o7LSVO
お菓子って何〜!


249 :2006/02/22(水) 03:44:45.35 LhACtogs0
すまん
「お菓子」が分らん
誰か教えてくれたら砂糖三個あげる


250 :2006/02/22(水) 03:44:45.50 t6Z98HVA0
>>246
きわどいっす


251 :2006/02/22(水) 03:44:45.86 KcNP6OTa0
>>246
ダメだろwwwww


255 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:46:25.99 q2QEG/5c0
あ、ごめん。
「お菓子」ってのはウチの隠語なんだわ。
dir en greyってバンドの歌詞からひいてきて、
まぁ、平たく言うと性行為の意で使われてる。


260 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:47:10.48 q2QEG/5c0
とりあえず妹1も妹2も、何とかなるのかなー…と安心し、
どーせ俺が楽観視し過ぎてるだけだろーなー…と凹む。
けど、俺なりに真面目に考えてはいるんだよ…と言い訳し、
なら今すぐさっさと安価を止めたらどーだよ…と自己嫌悪。

それでもホントこれ以上はヤバイって自分が思うまでは、
きっと安価を続けてくんだろうなーと結論付けた所で、妹3の部屋の扉を開ける。


さて……昨日は何とか我慢して貰った"首筋にちゅー"を、今日は自ら提案してみると言うこの悪魔安価。
正直俺の都合で考えたら、べろちゅーのがよっぽど天使だw
が、そうも言ってられないので覚悟を決める。

俺「ボンジョルノ、ソレッラ。」

言って、妹3の頭をぽんぽんと叩く。
……む、起きない。ならば追加攻撃。

俺「ボンジョールノーー、イターリアンな兄が起こしに来ましたよーー」

ぽんぽんぽんぽんぽんぽん……ぎゅっ。

妹3が俺の手を両手で掴む。

妹3「……きもちくない。」
俺「はい?」
妹3「………なでなで、して。」

そう言って俺の手を持って左右に動かす妹3。
そか、ぽんぽんされるのは好かんか。


261 :2006/02/22(水) 03:47:15.86 8gGVV36QO
とりあえず、全妹にフラグが半立ちだな


262 :2006/02/22(水) 03:47:23.30 KcNP6OTa0
萌えが、萌えが足りない・・・!


263 :2006/02/22(水) 03:47:30.19 TRDV8DW00
さぁこれからが喘息の真骨頂
もとい恐怖の始まりか?


266 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:48:40.50 q2QEG/5c0
俺「了解、撫でる。めっさ撫でる。ごっさ撫でる。」

そう言って頭を撫でてやる。

なで…なでなで。なでっ、なでで、なででっ、なでなでっ!なででででっ!!

初めは優しくなでていたが、少しずつそのスピードが上がっていく。

妹3「〜♪〜…………!……!!」

寝転んだまま気持ちよさそうにしていた妹3だが、
速度が上がった事に訝しげな視線を俺に向け、最終的には驚いて振り払った。

俺「せっかく愛でてたのに、振り払われたか。残念だ。」
妹3「………いじわる。」
俺「ごめんなさい。」

謝り、普通に頭を撫でた。


271 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:50:11.57 q2QEG/5c0
それでようやく満足したらしい妹3は、いつもの台詞を吐く。

妹3「喘息にぃ……今日も欲情してないね。」
俺「ん、いや、まぁ、まだねw」

これから妹3の首筋にキスするつもりだし、
その後更に、妹3から俺にもして貰おうとしているからなぁ……

妹3「まだってことは、欲情しちゃうようないたずら、するの?」

…そこで何で楽しみにしてたように笑うかなぁorz ……ま、いいか。

俺「まさに今から始めるつもりです。」

そう言って寝転ぶ妹3の上にのしかかる。

妹3「……きょうは、何するの?」
俺「ん?まだお前にはしてなかった事。」
妹3「……発情吸血鬼♪」
俺「当たり。まぁ血ぃ吸わんけどね、噛むだけ。」
妹3「……ざんねん。」
俺「何でw」

俺の言葉に、妹3が不満気に言った。

妹3「…わたしも、喘息にぃに欲情させられてみたいのにな。」
俺「………欲情じゃなくて発情だし…じゃなくて、変な事言うなよw」

ここで理性を奪われ無かった事から鑑みるに、どうやら俺の理性の上限値も上がりつつあるようだ。


272 :2006/02/22(水) 03:50:17.10 d7nrmXi4O
日に日に喘息が追い込まれていくような


274 :2006/02/22(水) 03:51:06.55 LhACtogs0
>>271
レベルアップしたね


275 :2006/02/22(水) 03:51:31.42 KcNP6OTa0
>>271
いいよー妹3いいよー


277 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:52:07.56 q2QEG/5c0
が、妹3の攻撃は続く。

妹3「だって。喘息にぃばっかり欲情して、わたしはおいてけぼりなんだもん。」
俺「おま……ほんと、マセすぎwんな事言ってると、ほんとに襲われるぞ?w」
妹3「………喘息にぃに、そんな勇気あるの?」

こいつ、数日前に怖い思いをした(と本人は言ってた)癖に、またこうやって………
なんつーか、うん。おっかないね、この子は。

けど、俺もおっかないって事を少し教えとこうか。

俺「……身を以って知りな?」

俺はそう言って妹3の後頭部と背中に腕を回すと、首筋に唇を寄せた。

ちゅ。


280 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:53:01.90 q2QEG/5c0
妹3「………ん……」

流石に首筋にキスは、多少の反応を示すようだ。
他の2人と比べれば、随分と控えめではあるけど。

さて、これからどうするかな………

妹3「………吸ってもいいよ………?」

……どーにも。元気だね妹3。
脇腹やへそを舐めてもほとんど反応しなかったし、そういう感覚が鈍いのかな。

ま、そういうならやってあげましょうか。
少し位びっくりすれば、大人しくなるかも知れないし………

そう思って、キスマークは付けない程度に吸い付いてみる。

ちゅー。


286 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:54:15.53 q2QEG/5c0
妹3「……ふふっw」

あれ、少し笑っただけか。やっぱもう少し強く吸わないと効果無しかな?
とは思ったが、流石にキスマークは……
と言う訳で、吸う代わりに舌で舐めてみた。

ぺろっ……つつー………

妹3「……くすぐったいよ、喘息にぃ……」

……うん、ダメだ。全く効かん。
俺ではお前に勝てん。

俺「………ギブ。妹3にゃ勝てんよw」

そう言って妹3の身体を解放し、その上から退く俺。
ついでに妹3の身体もベッドに起こしてやる。

さて、安価内容はこの後にも控えてる訳なんですが………うーん………
切り出そうか出すまいか迷っていると、妹3がにこにこしながら俺に抱きついて来た。

妹3「それじゃ、次はわたしの番だね♪」

ぼふっ

ベッドに倒れ込む俺、その上に乗る妹3。

妹3「……わたしは、ちゃんと欲情させたげるよ?」

俺、ピンチ。


290 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:55:28.79 q2QEG/5c0
妹に圧し掛かられた上に欲情させてあげるとか言われ、
もうkneg?って言わざるを得ない展開。

俺「ちょ、お前、コレ何てエロゲ?」

言っちゃいました。

妹3「……そんなゲームしてるの?喘息にぃ。」
俺「…いや、してないけどね。展開がアレ過ぎて、何かもう俺、頭パニック。」

って言ってるのにお構い無しの妹3、明らかに首筋に狙い付けてます。

妹3「だいじょぶ、喘息にぃのやり方見てたから、わたし一人で出来るよ?」
俺「いや、そういう問題でも無いんですけど………」
妹3「じっとしてて、喘息にぃ。」

ちょ、待て、顔を寄せるな。
まだ心の準備が出来てn

ちゅー。


292 :2006/02/22(水) 03:56:12.67 KcNP6OTa0
>>290
エロイ、エロイよ妹3


293 :2006/02/22(水) 03:56:13.35 d7nrmXi4O
ごめん
出た


295 :2006/02/22(水) 03:57:08.24 ff7o7LSVO
ちゃんと欲情させたげるよ?



こなああぁぁぁぁぁゆきぃぃぃぃ


297 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:57:20.20 q2QEG/5c0
俺「っ…………!………はぁ…少し、待てってば…」

キスされた瞬間全身を強張らせた俺に、一旦唇を離した妹3が笑う。

妹3「喘息にぃ、そんなに力入れちゃダメだよw」
俺「そんな事言ってもな……俺、ほんと、弱いんだって…」
妹3「ほら、リラックスして?リラックス♪」

そう言って、ガチガチに固まってる肩をぽんぽん叩く妹3。

油断した所で、首筋を軽く撫でられた。

俺「っ!?……おまえ……遊んでるだろ……っ……」
妹3「喘息にぃだって、わたしをもてあそんでるじゃない……」
俺「お、俺はべつに、弄んでなんか……」
妹3「ほんと……?毎日、欲情しにきてるくせに♪」
俺「ちが、俺はただ悪戯をしにきて……っ、そんなのいいから、さっさとしろよ……!」

俺が急かすと、妹3がまた首筋に顔を近付ける。

が。

妹3「………喘息にぃ、こわい。」

首筋に唇を当てる直前で、妹3が言う。う、息が当たる………

俺「ふっ……ぅ、ちょ…しゃべんな……!」
妹3「……舐めちゃお。」

……今、何て言った?


302 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 03:58:35.08 q2QEG/5c0
ほんと勘弁、ちょっと待て……

俺「え?ぉ、ちょ、やめっ」

ぺろっ
べろべろっ

俺「…ぅ……ふっ……!…ぁっ……」

ここで緊急事態発生。
妹3は俺の上に完全に乗っかる体勢で、
しかもいつの間にか両腕を首の後ろに回しています。

えーと……俺、逃げられない……(・∀・)?


303 :2006/02/22(水) 03:59:13.25 7dL0dWul0
>>302
妹3スゲェwww


304 :2006/02/22(水) 03:59:15.67 cq/Fklwi0
なんでもいい、なんでもいいから

誰 か 妹 く だ さ い


305 :2006/02/22(水) 03:59:17.58 KcNP6OTa0
>>302
拘束ktkr!!!!!!!!!


310 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 04:00:12.25 q2QEG/5c0
抵抗しようにも体重差は10kgもない上に、
触られただけで全身が硬直し、マフラーだのも巻けない程首筋が敏感な俺。
まして舐められなどすれば、もうマジな話抵抗とか無理。

妹3「喘息にぃ、おねえちゃんみたいだよ?……喘息ねぇw」

あー、なるほどね。吸うんじゃなくて舐めるようにしてれば喋れるんだね。
けど、首筋に息が当たるんでマジ勘弁。

俺「き、気持ちわるいこと、言ってない、で…」

ちゅ。

俺「……ちょ、もう、やめっ……っっっ!!!!」

唇を当てられた状態のまま、何秒か停止。
その間俺、ずっと身体に力が入り過ぎて震えっぱなし。

力抜こうにも、首筋から意識が離れなくて無理。


316 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 04:01:55.47 q2QEG/5c0
やっと唇を離された時、既に俺の身体は全体的に疲弊してた。

俺「……お……まえ……後で、おぼえ、てろよ……」
妹3「……喘息にぃ、こわい……怒らないで……?」

声が震えながらも言う俺に、妹3はまたも首筋に……って、頼む。
これ以上はほんっとに勘弁してくれ!!

俺「ぅくぁっ……わ……かった……おこ、らない、からっ!」

首筋に顔を寄せられただけでも既に身体全体が拒否反応を示す。

妹3「……ほんと?」
俺「っ……ほんと、ほんとに、おこんない、から……」

だから、首筋から離れてくれ。頼む。息がかかるだけでも、ホント苦しい………

妹3「……じゃぁ、約束の印。」
俺「なっ、おま、待てっ!たのっ、ほんと、やめっ……!!」

マジ焦りした時って、ちゃんと喋れないな。
ここ数日で、そんな体験を何度かしたが……今回のは格別だった。

まぁ、そんな本気で必死の願いも空しく。

妹3「やぁだ〜♪(ちゅーーーー)」

俺の悲鳴は省略。


322 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 04:02:49.84 q2QEG/5c0
強く首筋に吸い付かれる俺。

頭が真っ白になって、同時に言いようの無い怒りも押し寄せて来た。

無我夢中で妹3の肩を掴み、俺の上から押し退ける。
硬直した腕を無理矢理動かしたし、更に力の加減も無理矢理にした。
何かもう、全部無理矢理で必死で一杯一杯。

視線の焦点も合わないまま、両手で首筋を押さえて荒く息を吐く。
傍から見たら、何かの薬を首筋に打たれたとでも思われるかなw


妹3「………、………!」
妹3「……………」
妹3「……?…………。」

その間何か聞こえてた気もするが、正直全く覚えてない。
妹3が言うには、意識飛んでたらしい。


327 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 04:03:39.77 q2QEG/5c0
とりあえず頭と身体が落ち着き始めた所で、俺は妹3に視線を合わせた。

俺「……おっ……ま………やり、すぎっ…………」

俺の言葉に、妹3が非難めいた視線を向けて来る。

妹3「……ずるいよ、喘息にぃ。」
俺「はっ…ぁ…なっ、にがっ……はぁ……ずるぃって……?……っふ…ぁ…」

何故俺が非難されにゃならんのだ。と、苛々した気持ちを抑え込む。

やめろ見苦しい。妹の可愛い悪戯じゃねぇか。
そもそも俺から手を出したんだし。
それとも妹相手にマジ切れか?
巫山戯んな、クールになれ。
クールに。
KOOLに。

うん、ここでKOOLとか頭に浮かべた俺、GJ。
ネタを考える余裕さえあれば、どうとでも理性に制御は効く。

妹3「1ねぇにも2ねぇにも、キスマーク、つけたんでしょ?」
俺「……あぁ…付けたよ。」
妹3「なのに、自分が付けられるのはダメなんて、ずるい……」


331 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 04:04:50.27 q2QEG/5c0
俺「………まぁ、そりゃ、確かに………」

自分勝手な話だな、とは思う。
つーかその通り。自分にやられて嫌なら他人にすんな。当たり前。

妹3「……わたしには付けてないから、ダメなの?」
俺「……え、いや、別にそんな訳じゃ……ただ俺、昔から、首とか弱くて……」

さっき未遂までやったし、妹1や妹2なら良いって訳でも無いし…
それ以前に、そういう問題じゃないし……って、何か俯いちゃったよ。

妹3「………ごめんなさい。なんでもない……」
俺「え、あ、別に、謝ってもらう事じゃ、ない…俺から、しかけたんだし……」
妹3「喘息にぃを、いじめたかったんじゃないの……ごめんなさい。」

いじめ、ねぇ……確かにいつの間にか涙目になってはいるけどねw

俺「……そんなの、分かってるよ。」
妹3「……ほんと?喘息にぃ、怒ってない……?」
俺「怒るかよ…もとはと言えば、自業自得だ……ただ、疲れた、だけだよ……」
妹3「……ほんとに……ほんと?」
俺「ほんとだってば…っけど、疲れたのも、ほんとだわ……はぁ……」


336 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 04:05:34.43 q2QEG/5c0
首筋に唇を押し当てられるだけなら、何とかなる。
舌で舐められても、まだ何とかなるが……吸われるのは、ホントに駄目だ。
数秒保たずに頭の血管か心臓のどちらかが破裂する。
さっき妹3を押し退けたのだって、割と限界に近い程神経を酷使しての結果だもん。
兄妹じゃなかったら、確実にテンプルに強烈なのを見舞ってた位ドーパミン出てた。

四肢は力入りすぎて疲労困憊だし心臓はバクバク言ってるし頭はクラクラするし……

これは……妹たちがどれ位首筋の感覚が敏感なのかをちゃんと確かめ、
場合によっては少し安価を選ぶ必要があるかも知れない。


……とりあえず、妹3を抱き上げてリビングに運ぶのは不可能と判断。
その代わり、手を繋ぐ事で我慢してもらう事にした。

妹3「喘息にぃ、だいじょうぶ?」
俺「あぁ……何とかヨォンヨォンだ。」
妹3「……転生できる?」
俺「そいつぁちっとボゥンボゥンだわ…」
妹3「ぼぅんぼぅん……」
俺「問題なっ椎茸、気にする事なっ椎茸。」
妹3「………ぼぅん♪」

おk、何とか元気になってくれたみたいだ。

洗面所で速やかにキスマークを隠し、朝食の準備にかかる。


340 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 04:06:37.46 q2QEG/5c0
ところで、朝食を摂る時に元気なのが妹3しかいなかった件w

妹1「あたしが元気ないのは、お兄ちゃんのせいだからねっ!」
妹2「私も、もちろん兄さんの所為だよ?」
妹3「喘息にぃは、自分のせいっ♪」
俺「うぐっ……で、でも………」
妹3「………わたしも、わるいね。」

あ、やばい。妹3がまた俯いた。
それに妹1と妹2が反応。

妹1「3ちゃんに何したのお兄ちゃんっ!」
妹2「まさか、ヘンなコトさせてないよね!?」

……目が笑ってないよ?

俺「ふ、巫山戯んな阿呆、俺は何にもしちゃいねぇ!」
妹1「3ちゃん、何されたの?あたしに言ってみて?」
妹2「正直に言いなさい、3。」
俺「だから何にもしてないっての!」

俺の必死の弁解にも聞く耳を持たない。


342 名前:喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日:2006/02/22(水) 04:07:23.50 q2QEG/5c0
妹3に全員の視線が集まる。
ちょ、何で俺を指差す妹3。

妹3「ぷ ぎ ゃ ー ♪ 」

っ…………………計られたorz

妹1「お兄ちゃん、だまされたー♪ぷぎゃー♪」
俺「え、何、いつの間に打ち合わせを!?」
妹2「そんなのしなくてもわかるよ、兄さんがそんな事するわけないもん。」
俺「で、でも、けど……て、てめぇら……」

妹1・2・3「「「ぷぎゃー♪」」」

……orz


以上。


343 :2006/02/22(水) 04:07:58.07 KcNP6OTa0
>>342
ぷぎゃーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


344 :2006/02/22(水) 04:08:11.35 t6Z98HVA0
>>342
プギャー


347 :2006/02/22(水) 04:08:33.51 LhACtogs0
>>342
ぷぎゃーwww


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