喘息兄25

551 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 15:38:42.81 q2QEG/5c0
おｋそろそろ投下開始。

朝安価確認。最終的にはこんな感じにまとめた。
時間に余裕が無いってのはいかんね。

全員の枕もとで残酷な天使のテーゼを歌い目覚めさせる
妹1には起こした後、やっぱ首だよなと言いながら首をさする。
起きたら掛け声を上げつつヒンズースクワットをする。

559 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 15:42:11.57 q2QEG/5c0
妹1の部屋の扉を開く。

俺｢ざぁ～ん～こ～くなてんしのよぉ～に～｣

澄ました声で歌いつつ、未だ整理中の本の山をすり抜けてベッド横へ。

俺｢しょ～お～ね～んよしんわになぁ～れ～～～｣

一旦歌停止。
妹1の様子を見るが、やはり起きていない。

おｋ、ならば真面目に歌おうか。
静かに歌い上げるイントロは終わった。

ここから本番です。

～中略～

俺｢このソラを抱いてかがや～く～少年よ神話になぁれっ！｣

よし、一番を歌いきった。気持ち良く歌いきった。

妹1｢わー、ぱちぱちぱちー。｣

妹1が拍手を送ってくれる。
ちなみに、サビに入る前には既に起きていたが、構わず俺は熱唱を続けていた。
黙って聞いててくれた妹1、GJ。

573 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 15:46:04.54 q2QEG/5c0
さて、歌の続きは妹2に取っておく事にして、俺は妹1の頬っぺをぷにる。

俺｢おはよ、妹1。目覚めの気分は如何？｣
妹1｢悪くないかなー。目覚ましの代わりだと思えば♪｣
俺｢目覚ましとは何たる暴言、卑しくも俺は金を頂いて歌う身だぞ？！｣
妹1｢あたしたちはフリーパスだもーん♪｣
俺｢それは俺が自腹でチケ代出してるんだってば！｣
妹1｢し～らにゃ～い♪きゃはは♪｣

ベッドの上で足をバタ付かせて笑う妹1、ちなみに今年で中3……俺とはエラい違いだねｗ
さて、そろそろ次の段階に進みますか。

俺はベッドに腰掛けて妹1の両肩に手を置く。

俺｢なぁ妹1、唐突なんだが……｣
妹1｢ん、な～に？？｣

で、そのまま、すすすーっと首へ両手を移動。

なでなで。

575 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 15:49:05.03 q2QEG/5c0
妹1｢うひゃゎっ！？｣

妹1が変な声を上げたので、速やかに手を離す。
もう数回さすってみたいところだが、我慢我慢。

俺｢……うん、やっぱ首だな。首こそが最高だ。Belissimoだ。性欲を持て余す。｣

俺はそう言って何度も重々しく頷く。

妹1｢！…このっ…調子に、乗るなっ！｣

って、あれ、逆に肩を掴み返されましたよ？

妹1｢お兄ちゃんがその気なら、あたしにも考えがある…って、前にも2回くらい言ったよね？｣

ぐぐぐーっと身体を押し返してくる妹1。
やばい、間合いが離れた……と思った瞬間には、既に妹1の足が。

妹1の首から離した両手で、今日は何とかｶﾞｰﾄﾞ成功。
だが元からベッドに腰掛ける不安定な体勢だった為、ベッドの上に倒れ込む。
妹1が、速やかに押さえ付けてくる。

あ、やな予感。

582 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 15:51:41.93 q2QEG/5c0
妹1が、にまーっと嫌な笑みを浮かべている。

妹1｢お兄ちゃんは、"発情☆妹吸血鬼♪"を降臨させたいのかな？｣
俺｢い、いやいやいや、滅相も無い。｣

何だそのわけわからんｷｬｯﾁﾌﾚｰｽﾞは？！とか突っ込みたいが、
それどころでも無いのでブンブン首を左右に振りまくる。

妹1｢ほんとにぃ～？遠慮しなくていいんだよ？お・に・い・ちゃんっ♪｣
俺｢ほんと勘弁心底勘弁とにかく勘弁、落ち着け妹1、現状について本気出して考えてみよう。｣

何言ってんのかもわからんまま、とりあえず逃げる為に捲し立てる俺。

妹1｢ちょ、そんなにおびえないでよｗ……仕方ないなぁ、今回は許したげる♪ｗ｣
俺｢こ、光栄です……ほんとアリガトゴザイマス。｣

明らかに顔が引き攣った俺に、妹1が何とか俺を解放してくれる。

立ち上がり、野球帽を取る真似をしつつ謝罪。

俺｢すんませんっしたぁ！失礼しまっス！｣

くるりと後ろを向き、駆け足で退出する。

ほんとはこの後スクワットしたかったけど、時間が無さそうなので後に回す。

588 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 15:54:40.54 q2QEG/5c0
妹2の部屋。
うん、大丈夫だ。まだ起きてる気配は無い。
疾く枕元まで移動。

あれ、何か寝てる格好が気になる………？あ、なるほど。頬の下に両手を挟んでるのか。
すやすや　なんて擬態語が似合う程穏やかに寝てるな。

………眠っている妹2を起こすのは些か偲びなく思えるが、
今日は学校だ。心を鬼にして起こさねばなるまい。

と言う訳で、目覚まし始動

俺｢ずぅと～眠ってるわたし～の愛の揺りかごぉ～｣

歌い出してすぐ妹2、起床。
何か眠りが深そうだったのに、その寝起きの良さは流石です。

妹2｢え、な……なに？｣
俺｢あなただけが～夢の使者に～｣　妹2｢なに、兄さ｣
俺｢よっば～れ～る朝が～くる～｣　妹2｢兄さん、ちょ｣
俺｢細い首筋を　月あかりが～映し～てる～｣
妹2｢……………はぁ。｣

妹2の戸惑いを一切合財無視して歌い続ける俺。
諦めて俺の歌を聴く事にしたらしい妹2。

590 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 15:57:30.65 q2QEG/5c0
中略。

俺｢誰よりも光を放つ　少年よ神話になれっ｣

じっと見つめられて照れ臭くなり、妹1の時のようにノリ良く歌えなかった俺。
ｶﾗｵｹの採点ﾓｰﾄﾞに臨むように真面目に歌い上げてみました。
さて、妹2に歌うのはここまで。

俺｢目覚めは如何です？我が妹よ。｣
妹2｢朝から兄さんの馬鹿を見たせいで、最悪だよ。｣

うはｗ即答ktkrｗｗ

592 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 15:57:59.71 q2QEG/5c0
妹2｢なんていうか……兄さんの悪戯って、節操が無いよね。｣
俺｢うぃ？節操？？｣
妹2｢発情してる時としてない時、ってだけの違いなのかな？｣
俺｢あぁ………いや、どちらかっつーと、悪戯の最中に発情してるんだけどね。｣
妹2｢…あぁ、そうですか……ま、どっちでもいっか。｣

あ、呆れられた。けど、何かいつもと呆れ方が違うような？
なんつーか……投げやり？投げやり……投げやり……槍投げ……じゃねぇ。ネタに走るな俺ｗ

俺｢何か投げやりだね？ｗ｣
妹2｢投げやり……って言うか、開き直ったって感じかな？｣
俺｢はぁ、さいですか。｣
妹2｢馬鹿兄さんなんかの為に、真剣に悩むのが馬鹿らしくなったの。｣
俺｢ば、馬鹿馬鹿言うな、俺だって結構悩んでるんだぞ？｣
妹2｢悩んでる人は朝から枕元で歌わないと思うよ？ｗ｣
俺｢ごもっとも。｣

俺は立ち上がって部屋を出ようとした……が、不意に妹2に言ってみた。

俺｢……槍投げでボスになりましたー。｣
妹2｢………は？｣

うん、まぁ普通訳わかんないよね。

596 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 16:00:26.04 q2QEG/5c0
口に出した事をやや後悔しつつ、俺は苦笑しながら説明する。

俺｢いや、投げやり投げやりって考えてたら、ついｗバハラグのネタですｗ｣

……あ、理解したみたい。で、いつも通りの呆れ顔にｗ

妹2｢もう少し話に脈りゃくを持ってね、兄さん。｣
俺｢うい………みゃくりゃく？｣

あ、妹2が止まった。
と思ったら、ベッドを立ち上がってずかずかと俺に歩み寄って来る。

妹2｢みゃ、脈りゃ……脈絡って言ったの！聞き違えないで兄さん！｣

って、言った傍からまた噛んだね？ｗ
自覚はあるみたい、顔が赤くなってるぞーｗ

俺｢みゃくりゃくｗ｣
妹2｢みゃ・く・ら・く！｣
俺｢え、みゃくみゃく？｣
妹2｢みゃくりゃｋ……兄さん嫌いっ！｣

ブォン！！

俺｢うはっｗｗ｣

妹2の掌底が予備動作無しで発動。
咄嗟に首を傾けて避わすが……
ボキッ！
うはｗちょ、首ｗ凄い音鳴ったｗｗ

601 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 16:02:33.39 q2QEG/5c0
逃げ遅れた髪が数束切れててもおかしく無い勢いで放たれた掌底。
直撃を食らっていたらヤバかった…ｗ

俺｢……顔面狙ってませんでした？ｗ｣
妹2｢ううん、おでこ。顎は本気で打つと危ないから。｣
俺｢ちょｗ多分おでこでも充分ヤバいｗ｣
妹2｢兄さんが、意地悪を言うからデス。｣
俺｢………怒った？｣
妹2｢………怒ってないです。｣

言いながら、頬っぺたをむにーーーーっと。

俺｢………ごめんなひゃい。｣

素直に謝る。頬っぺたが解放される。

俺｢お前のみりきにやられたみたいです。やり過ぎました。｣
妹2｢…別に、本気で怒ってな…それｗ昨日の使いまわしだねｗ｣
俺｢バレた？ｗ｣
妹2｢謝るときくらい、真面目になさい馬鹿兄さんっ！ｗ｣

そろそろ馬鹿兄がデフォで決定。っつか[bakaani.exe]が我が家にも感染してた件orz

肩を押されて部屋を退出、さて最後は妹3だ……首が少し痛いけど頑張っていこう。

604 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 16:05:02.56 q2QEG/5c0
さて、妹3の部屋に来たはいいが、さっきどこまで歌ったか忘れた件ｗ
………あ、そーだ、サビ終わって一時停止したんだ。

………で、続き何だったっけか………あ。そーだｗ

俺｢人は愛を紡ぎながら歴史をつくる～｣

妹3の枕元で、囁くように歌い始める。
この時点で既に目を開けた妹3。だが俺は歌い続ける。

俺｢女神なんてなれｎ｣

ぺしっ

妹3に頭を叩かれた。

607 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 16:06:15.38 q2QEG/5c0
突然の事態に思わず歌停止。なに、何で？？

妹3｢……めざまし、止めたの。｣
俺｢……はぁ。｣

まぁそれなら仕方無い……かな？
って、俺、まだ歌いかけ……最後のサビだけ歌っちゃいたいなぁ。
………暫し硬直して様子を見てると…あれ、ラッキー(?)また目を閉じた♪

ここまで来たからには歌い切りたいと言う願望に取り憑かれた俺。
本来の、妹を起こすという目標を後回しにして歌を再開。

俺｢……なれないまま私は生きる～　残酷な天ｓ｣
妹3｢ぺしっ。｣

また頭を叩かれる。しかもぺしっ、て口で言うなｗ

俺｢……痛いです。｣
妹3｢めざまし、止めたよ？｣
俺｢えーと……また鳴った。｣
妹3｢スヌーズも止めたよ。｣
俺｢スムーズ？？｣
妹3｢スヌーズ。もう鳴っちゃだめ。｣

そう言って丸まる妹3。

……どーしようかｗ

611 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 16:07:50.95 q2QEG/5c0
いいや、あと少しだし叩かれても突っ走る！ｗ

俺｢……天使のテーゼ(ぺしっ)｣
俺｢窓辺から(ぺしっ)｣

…中略。
ちなみに途中から妹3、俺の頭叩いてリズム取り始めたｗ

俺｢少年よ神話になぁれっ！｣

歌い終わり、満足する俺。しかし、結構叩かれたなｗ
軽くだから痛くはないが、頭に感触が残ってるｗ

妹3｢………不良品。｣
俺｢は、はいっ？！｣

不意に妹3がぼそりと言う。

妹3｢とまんないし欲情もしないし、喘息にぃ、不良品。｣

うわ、言われ放題。

俺｢お客様、残念ながらクーリングオフの期間は過ぎております。｣
妹3｢………みゅぅ。(ぺしっ)｣

不満気な鳴き声を上げて俺の頭を叩く妹3。

俺｢とにかく着替えてくださいな。｣
妹3｢……りょうかい。｣

617 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 16:10:10.81 q2QEG/5c0
妹3、着替え始める。俺、本棚から<され竜>取り出す。

妹3｢喘息にぃ、ギギナの本名言える？｣
俺｢ｷﾞｷﾞﾅｼﾞｬｰﾃﾞｨﾄﾞﾙｸﾒﾚｲｵｽｱｼｭﾚｲﾌﾞﾌ。｣
妹3｢……わ。すごい。｣
俺｢いや、凄くは無いと思う。｣

何ページも読まない間に妹3、着替え終了。
妹3の着替えが早いっつーか、本の内容が濃すぎるｗ

さて、妹3を抱え上げる。

妹3｢昨日は抱っこできなかったから、今日はちょっと長くしてほしいぼぅん♪｣
俺｢長くったって、リビングまでの距離は変わらんぼぅん。｣
妹3｢じゃあ、ゆっくり歩いてほしいたけ。｣
俺｢了解ぼぅん。｣

ぼぅんぼぅん言って室内を一周し、リビングへ行き、朝食を摂る。
今日は皆、朝から元気で平和でした。
朝食も終わり、登校準備が完了した僅かな余白で、俺は残る安価を実行する。

時間の都合で最後に回さざるを得なかった、ヒンズースクワット。

622 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 16:14:09.59 q2QEG/5c0
俺｢…ふんっ、ふぬっ、せいっ………｣

何の前触れも無く、突然ヒンズースクワットを始める俺。
しかも妙な掛け声付き。妹たちはまぁ当然、全員きょとんとしてる。

妹2｢……何してるの？いきなり。｣

全く無視してスクワット。

妹1｢お兄ちゃん？？｣

ひたすらにスクワット。

妹3｢……あせかいちゃうよ？｣

黙々と…さて、どう反応してくれるか。

628 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 16:16:53.85 q2QEG/5c0
妹たちの意外な反応にwktkしつつスクワットを続ける俺。

ふんっ、ふんっ、ふぬっ……………

やがて、妹2が席を立った。お、何か突っ込みでも来るかな？

妹2｢……ほっといて、学校いこ。｣

って…え？

妹2に応じて妹1も立ち上がる。

妹1｢そだね。いってきます、お兄ちゃん♪｣

ちょ、え？俺にﾘｱｸｼｮﾝ……

妹3｢喘息にぃ、またあとでね。｣

や、待っ

バタン。

リビングの扉が閉まった。

………ホロ苦ぇ。放置は、ホロ苦ぇよ……orz

以上。ﾋﾝｽﾞｰｽｸﾜｯﾄはもう嫌だorz

635 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 16:18:33.37 q2QEG/5c0
>>623
終わったぜ。そして気付いた。俺に間を繋ぐのは無理だｗ
安価ﾊﾞｯﾁｺｰｲ

687 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/22(水) 16:29:46.29 q2QEG/5c0
>>683
wktkﾉｼ　そして俺も空気に溶けるようにﾉｼ

604 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 03:54:01.16 TN2HvLFR0
(ﾟДﾟ)ﾎﾟｱｯ!

618 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 03:56:33.14 TN2HvLFR0
妹3の部屋で本読んでたら、いつのまにか寝てたｗ

630 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:00:20.82 TN2HvLFR0
上着と靴下は脱がされてた。っつか脱がしてくれたんだろうな、普通にｗ
んで布団被せてくれたけど、抱き枕にされてた。
身体が少し痛い。が、文句なんて言わない。
朝報告は既にしたので帰宅後の風景をまとめてくる。

643 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:05:57.86 TN2HvLFR0
既に大体まとめてあったｗ寝起きだから記憶がはっきりしてない…ｗ

とりあえず帰宅安価は全員にベロチュウ。無理なら妹3だけ…妹3だけでも無理ですってばｗ
つーか帰宅安価貰った時に天使が見つからなかった件。
仕方が無いので全員に抱き付き+頭なでなで+頬っぺぷにぷにを自らに課した。

651 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:08:26.36 TN2HvLFR0
夕方。予定より早く帰宅した俺がｇｄｇｄに朝報告してｽﾚから逃げ出したところで、妹1がちょうど帰宅。
俺は意味不明にﾃﾝｼｮﾝを跳ね上げつつ駆け寄った。

俺｢妹1、おっかえりー♪｣
妹1｢わっ！？な、何そのテンション…？｣
俺｢いんや、別になんでもー♪｣
妹1｢…へんなお兄ちゃんｗ｣

そう笑う妹1に抱きつく。

妹1｢わっｗめずらしいね、お兄ちゃんから抱きついてくるなんてｗ｣
俺｢たまにはそんな日もあります。ついでになでなでしたくなる時もある。｣
そう言って頭をなでなで。

妹1｢んー…何か、軽く発情してる気もするんだけどな？ｗ｣
俺｢んな事はありませんｗ｣
そう言って頬っぺたをぷにぷに。

654 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:09:52.11 TN2HvLFR0
妹1は少し考えこみ、結局笑った。

妹1｢……ま、いっかｗ｣
俺｢そーそーｗって、何か頬っぺた冷たいよ？｣
妹1｢夕方から、少し冷えてきたからねー…｣
俺｢温めてあげよっか、唇でｗ｣

俺の言葉に、妹1が軽く俺を突き飛ばして逃走。

妹1｢きゃ～、お兄ちゃんが発情した～！ｗ｣
俺｢ちょ、冗談だって、待ってｗ｣
妹1｢待たない～♪｣
俺｢おまえ～は走り出す～　何か～に追われるよう～｣

歌いつつ追いかける俺。

妹1｢おっかけてるのはお兄ちゃんだし、すぐそばにいるの見えてるしｗｗニゲロニゲロ～♪ｗ｣
俺｢ウェイト！エイダ、エイダァァァァ！！｣

658 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:11:11.16 TN2HvLFR0
うん、まぁ最近発情ﾊﾟｰﾄばっか増えてるけど…元々俺たち兄妹のノリなんてこんなもんだｗ
妹2と妹3がいないので歯止めを掛ける人間が誰もいないし、
[bownbown.exe]の件を思い出す限りあの2人も相当毒されてるがｗ

…2人して笑い転げながらじゃれ合ってる内に、玄関から人の気配を感じた。
と言ってもチャイムが鳴ってない以上、妹2か妹3のどちらかだろう。

妹1｢…どっちかな？｣
俺｢妹3じゃない？｣

言いながらじゃれ合うのを中断した俺は立ち上がる。

妹1｢ねぇねぇお兄ちゃん、さっきの3ちゃんたちにもやるの？｣
俺｢あぁ、やるｗつってもお前以外に向けてあのテンションは出せないけどねーｗ｣
妹1｢ダメだねーお兄ちゃん、あたしがお手本見せたげるよー♪｣
俺｢オーケイ、お手並みを拝見しよう。｣

そう言って俺は一旦ソファに腰を下ろした。

扉が開く。

661 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:13:02.02 TN2HvLFR0
リビングに入って来たのは、やはり妹3だった。

妹3｢あ、2人ともいたの？ただいｍ｣
妹1｢3ちゃ～ん、おっっかえりぃ～～♪♪｣

ちょｗ何だいきなりそのハイテンション…やっぱ俺とは元が違うｗ
抱き付くと言うより飛び付くと言った方が適切な妹1に、妹3がよろめく。

妹3｢っ、な、なに、1ねぇ…どうしたの？？｣
妹1｢うにー♪3ちゃんが可愛くてつい～♪｣
抱きついたまま、物凄い勢いで頭や頬っぺたをこすり付ける妹1。

妹3｢…………？｣

妹3が俺に視線を向けて来る。事情を説明してくれと言いたいんだろうか。
……いや、ごめん。実は俺もあんまわかんないｗ

妹1｢ほら、お兄ちゃんも早く～～♪｣
俺｢ん、あ、あぁ……そうだね。｣

正直余りのハイテンションっぷりに気圧されたが、ここで退けはしない。
ソファを飛び越えて一足飛びに妹たちに肉薄し、未だ妹3に抱きついてる妹1ごと、ぎゅーっと抱きしめる。

665 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:15:09.31 TN2HvLFR0
俺｢妹3、おかえりー♪｣
妹1｢3ちゃん、おかえりーー♪♪｣
妹3｢1ねぇ、2回目………なんで2人とも、そんなに元気なの？ｗ｣
俺｢お前が可愛いからと妹1が可愛いからと2人に発情してるから。｣
妹3｢………ぼぅん。意味がわかんないよ……｣
妹1｢いーのいーの、3ちゃんはかわいいまんまでいてくれたらそれで♪｣
俺｢ｲｸﾞｻﾞｸﾄﾘｨ。ちなみに妹3だけじゃなくて妹1も妹2もだ。｣

言いながら妹3の頭をなでなで、ついでに妹1の頭もなでなで。
その後、妹3の頬っぺたをぷにぷに。だが妹3はどうも冷めた表情だ。

妹3｢………人間なんて、すぐ変わるよ？｣

…一気にシリアスモードに入り兼ねない妹3の言葉だが、
馬鹿騒ぎモードに入った俺と妹1には効かない。

俺｢いつまでも～君だっけ～は～　かわらないで～そばにいぃてぇ～｣
妹1｢きみも消え～る～♪ボクも消え～る♪｣

即刻歌って笑い飛ばしてみた。つか妹1、その歌は趣旨がおかしいｗ
俺たちのテンションに呑まれたのか、妹3も笑顔になる。

妹3｢……喘息にぃと1ねぇは、変わんないねｗ｣
俺｢お前も充分変わらない…っつかもう完成してるよｗ｣
妹1｢あたしはまだ成長途中～♪｣

………その言葉に、俺がふと哀れみの表情を浮かべた。
妹1の顔に一瞬目をやり、すぐに視線を落として俯き加減で呟く。

俺｢……そうだな、うん。希望を持つってのは大事だよ？｣

670 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:17:43.11 TN2HvLFR0
不意のシリアスモードに戸惑う妹1……かと思いきや。

妹1｢…お兄ちゃん………なぁんで胸をみて言うのかにゃぁ～～？｣

あ、やっぱ意図はバレバレ？ｗ

俺｢夢を～信じ～て～生きていけばいいさ～と～｣
妹1｢あ、あたしはまだ子ども｣
妹3｢………1ねぇ、ぺったんこ。｣
俺｢と言ってる妹3も………｣

そう言ってぺったんこな胸に視線を落とす。
この勢いに乗って妹3も撃破し

妹3｢あ。喘息にぃが発情した。｣

orz

680 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:21:21.34 TN2HvLFR0
……うん、妹3が最強です(･∀･)

さて、身長やら体重やら体型に付いてあーだこーだ議論する、
どう見ても発育不良な妹1とどう考えても体重不足な俺。
それを見守るのは、身体は小学生でも頭脳は大人な妹3。

不毛にして互いに深刻なダメージを与え合う議論内容は省略。
頭が疲れたので再びさっきまでのバカテンションに戻った頃、妹2が帰宅。

妹2｢…わー…うるさい。｣

実に的確な言葉を第一声を口にしてくれたところで、うるさい2人とそれを笑顔で楽しむ1人が妹2に突進。

妹1｢2、おかえりーっ♪♪｣
俺｢おかえりー♪｣
妹3｢おかえりー2ねぇ♪｣

妹2｢え、は？な、何っ！？｣

妹1が正面から抱き付き、その上から俺が抱き付く。
妹3は妹2の背後に回し、腰に腕を回して抱きついている。

妹2｢な、何、皆何してるのっ？！｣
俺｢皆、妹2が帰ってきて嬉しいんだよ。｣

そう言って俺は妹2の頭を撫でる。
妹1も妹3も、妹2の頭を撫でる。撫でる。なでる。なでる…

687 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:23:31.85 TN2HvLFR0
妹2｢馬鹿な事言ってないで、離れなさいっ！｣

頭を振り、身体を振り抵抗しようとする妹2。
だが3人に捕まっては流石に身動きも取れないｗ

妹1｢2、冷たい～…｣
妹3｢2ねぇは、照れてるだけだよ。｣
俺｢なるほど、流石妹3……照れるな照れるな、愛い奴♪｣

頬っぺたをぷにぷに開始。よし、自分に課したノルマはこれで達成した。
後は、思う存分に戯れるのみ！……と思ったら、ぷにってた手を払い除けられた。

妹2｢また兄さんでしょ、こんな変な事やらせて…今日はほんっと容赦し｣
妹1｢2、怒っちゃだめ～♪みんなであそぼ～♪｣

妹1が満面の笑顔で妹2の頭をなでなで、頬っぺたをぷにぷに。

696 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:26:34.43 TN2HvLFR0
ﾃﾞﾚ期は過ぎている筈の妹1の、余りのハイテンション振りに妹2が狼狽。
全員の顔を見渡して眉をひそめた。

妹2｢ちょ、な、まさか1…みんなも…酔っぱらってんじゃないよね？！｣
妹3｢…1ねぇは、いつもこうだと思うよ？｣
俺｢平日、しかもまだ日も暮れたばかりなのに酒なんて飲むかよｗ｣
妹2｢土曜日の夜でもお酒なんて認めませんっ！｣
妹3｢お酒もタバコも、二十歳になってからー♪｣
俺｢ですな、特に煙草なんて、子供の発育に悪影響が………｣

そう言ってまたしても俺は妹1ににやにや笑いを向ける。

妹1｢こっちみるにゃ～！！｣
妹2｢兄さんだって体重40kg無いくせに、何を偉そうに。｣
俺｢おま、それは禁句だ！｣
妹1｢あはは、女の子みたいーｗ｣
妹3｢喘息ねぇ♪｣
俺｢ねぇじゃねぇ、にぃだ！！ポアすんぞ、ポア！！｣
妹2｢出来るものならどうぞ？ｗ｣
妹3｢ぷぎゃー♪｣

あ～はいはい、ケイオスケイオス。
結局このテンションは夕食が済み、紅茶で一息つくまで持続した。
数日振りに、いつもの馬鹿テンションが戻って来た気がして楽しかったが、疲れた。
んで家事と入浴済ませて妹3の部屋で本読んでたら、多分12時過ぎくらいに寝てた。以上。

720 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:32:24.06 TN2HvLFR0
つい先日仕込んだぷぎゃーが既に使いこなされてるorz
さて、妹の起床安価までまったりまったり…

731 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:35:06.76 TN2HvLFR0
>>722
寝てたから詳しくは分からんなｗ
起こそうともしたのかな？記憶には無いけど。
まぁとりあえず俺の上着と靴下脱がせて、布団被せて……
もしかしたら暫く起きてた挙句、結局俺を抱き枕にした。

740 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:40:14.55 TN2HvLFR0
>>729
そろそろったって…まだ安価始めて半月経ってないんだぞ？ｗ
そんな簡単に打ち砕ける程兄妹の壁も倫理の壁も薄く無い…と、
このｽﾚの現状を無視して言ってみる俺ﾌﾞﾗﾝｶ。

743 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:41:45.15 TN2HvLFR0
>>741
だったら暢気に報告に来てないｗ
安価も出さずにｻｼで欲情について本気出して語り合うわｗ

753 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:46:02.27 TN2HvLFR0
>>745
特にやって無いみたいだなー。
俺が野球やってて忙しかったから、それ見て警戒してたみたいだし、
友達と遊んだり家族と遊ぶ方が楽しいみたい。

755 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:47:44.70 TN2HvLFR0
>>750
そん時は勿論真剣に話し合うってｗ

757 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:49:58.88 TN2HvLFR0
>>754
良く言われるが、ｷｬｯﾁｬｰだったｗｗ
体型的にｸﾛｽﾌﾟﾚｰで勝てる道理が無いんだが、如何せん取れる奴がいなくて。
ｷｬｯﾁｬｰ育ってからはﾋﾟｯﾁｬｰ経由してｼｮｰﾄで落ち着いたわ。

770 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:52:49.04 TN2HvLFR0
妹は誰一人やらんが妄想の自由は保障してやるｗ
その代わり妹1に蹴られても妹2にﾌﾞﾝ投げられても
妹3に泣かされても責任は持たん(ﾟДﾟ)ﾎﾟｱｯ!

779 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 04:54:57.74 TN2HvLFR0
>>763
ですよねー…けど、俺は大丈夫だと思いたいｗ

808 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 05:05:38.49 TN2HvLFR0
ﾀﾞﾌﾞるって普通はそう無いもんなのか？？
中学の頃、ﾊﾞﾝﾄﾞで知り合った年上は結構ﾀﾞﾌﾞり経験あったんだけどｗ

860 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 05:18:31.89 TN2HvLFR0
>>852
俺の場合は長くなっちゃうから飽きられて、
空気をｇｄｇｄになる可能性も高い諸刃の剣だけどねｗｗ orz

877 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 05:24:40.78 TN2HvLFR0
再婚した家族と、前の家庭の話って結構するもんなのか？…状況次第？

898 名前：喘息兄 ◆Yvmr.PX0Ec 投稿日：2006/02/23(木) 05:31:01.52 TN2HvLFR0
>>875
基本的に似てるなー。妹2と妹3はよく双子に見られるし。
妹1と妹2たちは血が繋がって無いから見た目はそこまで似てないけど、雰囲気とかはやっぱ姉妹だよ。
>>894
ｸﾞﾘﾌｨｽはいいやつだろ、ただ変態なだけでｗ

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