PSPから見るSCEと久夛良木の歴史: 2007年1月

2007/01/03 神話復活宣言

中鉢社長、新年早々インタビュー
−−生産現場などで起こった問題が、経営陣に報告されにくい体質がソニーにはあった、との指摘もある
「消費者の声を製品にフィードバックする取り組みはいち早く行っている。また、経営陣に情報がスピーディーに伝達するシステムも構築した。ただ、リチウムイオン電池の回収問題では、原因の究明を第三者機関に委託し、客観性を持たせようとしたことが、ソニーは自社で調査する能力がない、と誤解されたようだ。消費者の立場に立って、より素早く説明する必要があったと感じている」

−−リチウムイオン電池発火問題では原因の所在をめぐり、ソニー製電池を搭載するパソコンメーカーとの意見が食い違った。今後は他社との連携強化が必要では
「連携強化は確実に行っていく。ただ、パソコン向けリチウムイオン電池というのは、乾電池とは異なり、パソコン側から多くのコントロールを受けて動作するデバイスで、単純に別個に分離してとらえられるようなものではない。パソコンメーカーとのコミュニケーションを怠っているとの認識はないが、結果的にユーザーに迷惑をかけてしまった。今後、パソコンメーカーと共同で、業界団体が作成する安全確保のためのガイドライン作りなどにも協力していきたい」

−−リチウムイオン電池の回収問題などでソニーのブランドイメージが低下した。回復に向けた取り組みは
「確かに、ソニーのイメージに良い影響を与えたとは思っていない。昨年はいろいろなことがあったが、挑戦する精神を失わないことが何より大事だと考えている。多くの新技術を搭載し、家電製品とはけた違いの数量の生産が求められる最新型のテレビゲーム『プレイステーション3(PS3)』に象徴されるように、新たな挑戦にはリスクが伴うものだ。(製品の供給問題など)リスクへの対応が十分でなかったことは反省しているが、プロフェッショナルとして今後、同じ間違いは繰り返さない」

−−今年は、次世代DVD(デジタル多用途ディスク)では規格のデファクトスタンダード(事実上の業界標準)に向けた競争が本格化し、世界のテレビゲーム市場では最新機種のシェア争いが激化しそうだが
「(ソニーが推進する次世代DVD規格)ブルーレイ・ディスクの普及の下地は確実に広がっている。ほぼすべての米国大手映画スタジオや、多くの主要機器メーカーから賛同を得たことで、消費者には魅力的なソフト・ハードを届けることができる体制が整った。また、PS3は、ハード生産のコスト低減を進めるとともにソフトの充実を図り、2007年度にはゲーム事業の単年度黒字化を実現したい。今後も、ユーザーを重視しながら製品を充実させる考えだ」

−−07年度は連結ベースで売上高営業利益率5%を目標に掲げている。達成は可能か
「(薄型テレビなど)家電製品の市場価格の下落や為替レートの変動など、事業に影響を与えるような不確定要素は決して少なくない。だから、どこにリスクが存在するかを明確にし、それに対し経営資源を集中させてリスクを最小限に抑えることが重要だろう。あらゆるリスクを顕在化させ、しっかりと対策を講じることにより、最終的に目標に到達したい。07年は“技術のソニー、世界のソニー再び”といわれる年にする」

営業利益は800円

ソニーは19日、2007年3月期の連結業績予想を下方修正すると発表した。7月時点で1300億円と見込んでいた営業利益は500億円に減額する。新型ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」の国内での価格引下げによるコスト増などにより、従来1000億円超と説明していたゲーム事業の赤字幅が、2000億円前後に拡大。また、パソコン向けリチウムイオン電池の自主回収・交換に伴い、約510億円の引当金を計上する。電池の回収個数は960万個を想定している。

当期純利益も、従来見込みの1300億円から800円に減額。売上高は従来予想の8兆2300億円を据え置いた。ゲーム事業の赤字幅拡大は、1)PS3の国内価格変更で160億円、2)PS3の機能追加で140億円、3)携帯機「プレイステーション・ポータブル(PSP)の販売不振を主因に300億円──の合計600億円の各マイナス要因が積み上がったことによる。

ソニーは従来、07年3月期のゲーム事業について、PS3の発売当初は、開発費用の先行負担により、1000億円超になると対外的には説明していが、内部では1400億円の赤字を想定していた。また、PS3の欧州での発売延期により、同機に搭載する半導体の生産稼働率が低下し、主力のエレクトロニクス事業で330億円のコスト増を見込むとしている。 

ソニーの大根田伸行執行役CFO(最高財務責任者)らは記者会見し、過熱・発火事故に伴い、大規模な自主回収をすることになった電池問題は、業績への影響では一時的な問題だと強調。液晶テレビやデジタルカメラなどが好調なことや、ゲーム事業でのコスト削減を通じて、「来年度は大幅な利益改善が期待できると考えている」と述べた。為替が対ユーロや対ドルで円安に振れたことや、テレビの販売好調などで07年3月期で540億円の営業利益のプラス要因があったが、電池の自主回収がほぼ帳消しにした形だ。

回収を想定している電池は、米デルや米アップルコンピュータなど、ソニーを含めた国内外のパソコンメーカー向けの約800万台のほか、電池パックとしてメーカー向けとは別に販売したものが約160万台あるという。電池の自主交換に伴う経営陣の責任に関しては、原直史広報担当役員は、「現時点で決定しているもの、検討しているものはない」と述べた。

ソニーの電池問題では、東芝が、電池自体の交換や輸送費など直接的なコストに加え、販売機会の逸失など間接的なコストの賠償請求を検討している。ソニーは、東芝から賠償請求に関する打診があったことを認めた上で、今回計上した510億円の損失ではそうしたコスト負担は含めていないとしている。

さすがに800億円の誤植であろう。

2007/01/04 千台初売り

公取委から公認されている仙台初売り、ヨドバシ仙台にてPS3、Wii及びDSが2007/01/02〜04の三日間の間に毎日千台、合計各3000台が販売される。
闘い終わって日が暮れて…

Wii  3000台+追加分 完売
DSL 3000台+追加分 完売
PS3 3000台のうち 約800台 販売の見込み(店員情報ほか複数の情報源による)

J-CAST ニュース

任天堂の「ニンテンドーDS」に続いて、2006年12月2日に発売した新型家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」は絶好調だ。家電量販店では品切れが続き、現在では入荷を熱望するファンも大勢いるようだ。一方、同時期に発売された次世代ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」だが、こちらは発売当初こそ引く手あまただったものの、最近はどこの家電量販店でも在庫があるという、「売れ残り」状態が続いている。はては任天堂社長から「PS3は眼中にない」発言まで飛び出し、PS3の「トホホな情報」はネット上でも話題になっている。

インターネットニュースのアメーバニュースが06年12月11日〜18日に行った「WiiとPS3、欲しいのはどっち?」とした世論調査でも、67%が「Wii」と答え、「PS3」と答えたのは33%にとどまった。

こうした動向調査の結果が実際に06年末〜年明けにかけて実際に反映されてしまった模様で、ある家電量販店で「売れ残ったのはPS3と洗濯機」だけといわれるほど「トホホな売れ行き」だったことがネット上で話題になっている。

ネット上の掲示板2ちゃんねるやブログなどでは、「仙台のヨドバシカメラがPS3を3,000台入荷して在庫の山ができている」といったことが話題になっており、「2700台くらいは売れ残っているのでは」といった噂まで飛び交い、一種の「笑い話」にまでなっている。

J-CASTニュースが同店舗に問い合わせたところ、「3,000台(近く)が残っているということはないです。大半は出ています」と、「2,700台の在庫の山」説は否定されたが、「いつまで買えそうか」との問いには、「しばらく大丈夫かと思います」としており、まだ大量の在庫が残っているのは確かなようだ。

実際、多くの家電量販店では「Wiiは品切れだが、PS3の在庫はまだある」という状況はどこも同じで、ネット上では「欲しいソフトがないのにわざわざ本体だけ買う馬鹿は居ないだろ」などと「酷評」されていているほか、「ここでもまだ在庫があった」といった報告までなされている。

こうした「使えないハード」といった酷評はもはや定説となっている模様で、ネット通販のアマゾンでも(もちろん在庫はあるのだが)、本来購買意欲を促すはずのレビューでも評価は軒並み低く、むしろ「買わないほうがいい」と言った意見が多い。

「名前だけが有名で実力が全くない、読売ジャイアンツや清原、桑田と同じ」

発売当初は10万円以上で取引されていたPS3だが、需要を満たした12月中旬から徐々に余り始める

我々が店頭に置いたすべてのPS3は完売しています。そして、完売したという張り紙を出して告知しました。

ソニーのスポークスマン・David Karraker氏はこのようにコメントしています。しかし、どうでしょう。掲載している写真のように、PS3は在庫の山が積まれています・・。つまり、ソニーはさも売れているように希少価値感を出そうと躍起になっている様子をこの発言に垣間見ることが出来るのではないでしょうか。

こういう状況にしてしまったのは、一体誰のせいなのでしょうか?ソニーでしょうか、ユーザー側の嫌気でしょうか、それともいくつもある多数の問題点でしょうか?確かに海外では転売目的で購買したのがカウントされて売れているように見えたのが実際のところです。本当にプレイしたいゲームが出る(あるいは出た)から、という理由で買った人達は何人いるのか分かりません。

公約の100万台も結局出荷できなかったのにクリスマス商戦に売れ残るという事態に。
年末年始はDSの独壇場

PS3のコントローラであるところのSIXAXISがエミー賞受賞と公式発表
Sony Computer Entertainment America Wins Emmy Award for PLAYSTATION3 SIXAXIS Wireless Controller

PLAYSTATION 3 Receives Multiple Awards and Honors at CES 2007

LAS VEGAS, January 8, 2007 Sony Computer Entertainment America (SCEA) today announced that it has been recognized by the National Academy of Television Arts & Sciences with a Technology and Engineering Emmy Award for the PLAYSTATION3 (PS3) computer entertainment system’s SIXAXIS wireless controller. SCEA will receive this distinguished honor at an awards presentation being held tonight at the International Consumer Electronics Show (CES) 2007 in Las Vegas.

Further illustrating its industry leadership, SCEA will be honored with several other awards at CES for the powerful technology and innovative engineering behind PS3 including the CES Best of Innovations Award for 2007, PC World’s 20 Most Innovative Products Award, Sound & Vision’s Editor’s Choice Award and Digital Entertainment Group’s (DEG) Emiel N. Petrone Digital Innovation Award.

“The overwhelming consumer demand and critical acclaim for PS3 is a testament of the platform’s strength and the industry’s desire for a true next-generation entertainment system,” said Jack Tretton, president and CEO, SCEA. “The full potential of this powerful machine has yet to be realized what you’ve seen so far is just a taste of what will be on the table for 2007 and years to come.”

エミー賞プレスリリース

The Emmy Award for Peripheral Development and Technological Impact of Video Game Controllers

Nintendo
Sony Computer Entertainment America

ソニーのプレスリリースでは「SIXAXISで賞を取った」としか読めませんが、見事に嘘でした

SIXAXIS innovation Emmy - a joke? (UPDATE: Sony was wrong)

I understand you had contacted Cheryl Daly, Director of Communications at NATAS to confirm if Sony won for their PS3 controller. This is incorrect, Sony won for their dual shock analog controller. The award is from the Video Game Technology Group. It was nominated by our internal group and considered along with the Nintendo D-Pad both of which were considered Emmy worthy for the development of the generation of controllers that followed the classic joysticks.

受賞理由はデュアルショック
Engadget

プレイステーション3のコントローラSIXAXISが米テレビ芸術科学アカデミーより"Technology and Engineering"部門で賞を与えられた、という内容でしたが、実際の受賞者リストにはどこにも"SIXAXIS"の文字はなく、同部門下の13ある賞のひとつ「周辺機器・コントローラへの技術的インパクト」にはSCEAの名があるものの、任天堂も並んで受賞している企業としての賞でした。

一方ソニーが発表したニュースリリースのタイトルは「SCEA、PS3のSIXAXISコントローラに対してエミー賞受賞」。本文も完全に誤解の余地なく「SIXAXISが」モーションセンサその他の技術で受賞したと書かれています。

この件についてHydrapinion.comが同アカデミーに問い合わせたところ、回答は「ソニーの発表が誤り」。SIXAXISはそもそも賞を受けておらず、与えられた賞はゲームコントローラの全体の歴史におけるデュアルショックの貢献に対してのものであるとのこと。任天堂の受賞理由は十字キーの発明。

ちなみにプレイステーションは2005年にエミー賞を受賞している(ただしソースはソニー)

1月から過剰在庫になりつつあるPS3を各社が批判し始める。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/29783/
アメリカン・テクノロジー・リサーチ社によると、PS3の出荷はこれまでのところ、当初目標の40万台を下回る12万5000−17万5000台。任天堂は発売からの8日間で60万台を販売したと発表している。
ア社のアナリスト、P・J・マクニーリー氏は「格付けをすれば、(1年前に発売されたマイクロソフトの)Xbox360が1番で、Wiiはわずかな差で2番。PS3はこの2つに大きく水をあけられた」と話す。
ニューメディア・ストラテジーズ社が、オンライン上のチャットなどを分析した結果、49%がWiiに好意的で、PS3への支持は27%だった。

http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=jpconewsstory&refer=jpconews&tkr=7974:JP&sid=a.O26oI84TUs
「ソニーはすでにPS3を200万台生産出荷したということだが、これは工場に出た時点でカウントする数字で、実際に出荷台数は半分程度の100万台くらいではないかとみている」「出荷台数に比べ、販売台数がかなり下回っていてゲームに関しては、かなり来期は厳しい状況になると考えている」

http://www.dengekionline.com/soft/ranking.html
本体に対するソフトの装着本数は、PS3の1.1本に対してWiiは2.4本となっており、ハード、ソフトともにWiiが大きくリードしています。

http://today.reuters.co.jp/news/articlenews.aspx?type=technologyNews&storyid=2007-01-17T104105Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-243008-1.xml&src=rss&rpc=112
ソニーのスポークスマン、デーブ・カラカー氏は、同社が毎週10万台以上を米国に出荷しており、小売店に在庫があるのはそのため、と説明。
「需要が減退したためではない。供給ラインを稼動させ続けているためだ」と述べた。

供給は潤沢に100万台を突破
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)が発売する「プレイステーション 3」(PS3)は、本日時点で日本国内市場に向けた累計生産出荷台数(アジア地域向けを除く)が100万台に達しました。PS3は2006年11月に日本および北米で発売されて以来、各地域で魅力的なエンタテインメントコンテンツとともにプラットフォームが急速に拡大中です。PS3発売から約2ヶ月での全世界生産出荷累計200万台達成は、SCEIがこれまでに導入してきたプラットフォームの中でも最速の立ち上げとなります。
この年末商戦期においても、自社制作の「RESISTANCE(レジスタンス) 〜人類没落の日〜」に加え、数多くの契約ソフトメーカー様によるタイトル群が好評を博した結果、2006年12月末時点でPS3専用ソフトウェアの累計生産出荷数量は日米合計で500万本を超えました。今後も自社およびソフトウェアメーカー様各社から、PS3ならではのタイトルが続々と発売される予定です。

供給が潤沢なPS3の1月8日〜1月14日の販売数
機種 販売台数
Wii 93,708
DSL 89,287
PSP 48,804
PS3 25,531
PS2 22,663
Xbox360 9,035
GBM 1,959
GBASP 1,547
GC 611
GBA 79
DS 41

累計販売数(リンク先は別ソース)

        XB360    PS3     Wii
〜'06/3Q 143,625
2006/10   8,891
2006/11.  21,501  156,400
〜12/03   4,053.   31,436  350,358
〜12/10.  35,343.   50,171.   85,439
〜12/17.  17,168.   70,942  108,237
〜12/24.  17,213.   76,882  279,277
〜12/31.  16,909.   71,727.   96,332
〜01/07.  18,235.   69,944  195,331
〜01/14.   9,035.   25,531.   93,708

累計推定販売台数55万台。

昨年に引き続き、ソニー製ICプレイヤーで不具合が発生
大学入試センター試験が20日、全国735会場で行われ、初日の全日程を終了した。昨年機器の不具合などで再テストが行われたリスニング(聞き取り)は、今年も受験生から「聞き取りにくい」などと苦情が相次ぎ、全国で少なくとも216大学352人の受験生が再テストを受けた。

昨年のリスニングテストでは471人がICプレーヤーの不具合などを訴え、457人が再テストを受けた。センターは本体とイヤホンの接続部の酸化による接触不良などが原因と判断し、今回は接続部に劣化しにくい金メッキを使用。また、3つあるボタンの操作方法も簡単にするなど改良を加え、「原因とみられる部分をすべて改良・改善した」と説明していた。

不具合に会ってしまった場合、居残りさせられる羽目になる

リスニング試験は受験生1人ひとりにICプレーヤーを配り、問題文をイヤホンで聞く方式で行う。再開テストをするのはプレーヤーの故障などがあった場合で、発生時点でその受験生の試験を中断。ほかの受験生が退室した後でプレーヤーを交換し、発生時点で解いていた問題から解答記入を再開させる。

無論ICプレイヤーのメーカーは公開されていないが、今更メモリースティックを採用する会社など滅多にあるものではない。

PSPコネクトのサイトでGTHDのスクリーンショットが公開される。
これがPS3のGTHD
PS3-GTHD

そしてこちらがXBOX360のPGR3 XBOX360-PGR3

何がどうなってこんなことになるのか理解できない。
ちなみにPGR3は2006/01/12発売。

2007/01/30 業績発表

恒例の連結業績発表
204 山師さん@トレード中 2007/01/30(火) 16:07:33 ID:dC10RR5+[2
予定どうり大赤字だw

ゲーム部門
売上高 4,428億円 (前年同期:4,192億円) 5.6%増
営業利益(損失) -542億円 (前年同期:678億円)

ハードウェアの生産出荷台数(全地域合計)
PS2: 411万台 (前年同期比 -125万台)
PSP: 176万台 (前年同期比 -446万台)
PS3: 184万台

ソフトウェアの生産出荷本数(全地域合計)
PS2: 7,800万本 (前年同期比 -1,500万本)
PSP: 2,120万本 (前年同期比 +410万本)
PS3: 520万本

棚卸資産 1,032億円 (前年同期比 -7億円, 2006/9末比 -849億円)

(以下意訳。正確な記述はリンク元を。)
ハード:PS3発売により全体では増収。PS2は前年並みだったものの価格引下げにより減収。
PSPは前年より売れなかったので減収。
ソフト:PSPの増収とPS3の貢献があったものの、PS2の減収が大きく全体では減益。
営業損益:PS3が安すぎたので赤字、PS3の立ち上げ関連費用を計上、
PS2、PSPは減収により減益。

559 山師さん@トレード中 2007/01/30(火) 16:03:59 ID:P559gS5A[3
今回の第3四半期の部門ごとの利益率と利益額をまとめてみた。
プレゼンテーション資料にあった通りなんだけど。

エレクトロニクス⇒9,5% 1774億円
ソニエリ⇒13,3% 336億円(ソニーにもたらした利益の分)
映画⇒8,8% 262億円
金融⇒14,7% 255億円
その他⇒14,0% 139億円
ソニーBMG⇒19,3% 131億円(ソニーにもたらした利益の分)

ゲームは542億の赤字のため利益率は測定不能。
ちなみに去年の第3四半期は678億の利益を出して利益率は16,2%だった。PS3は恐ろしい子・・・

1 名前:名無しさん必死だな 本日のレス 投稿日:2007/01/30(火) 18:30:45 LuTLvkHN
なんという事でしょう

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/fr/06q3_eleki.pdf
2006年度第三四半期

ハード(万台)
PS2日本 77
PS2北米 167
PS2欧州 167
PSP日本 86
PSP北米 1    ← 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
PSP欧州 89
PS3日本 81
PS3北米 103

ソフト(万本)
PS2日本 700
PS2北米 3600
PS2欧州 3500
PSP日本 220
PSP北米 900
PSP欧州 1000
PS3日本 100
PS3北米 420
ソフトウェア PSP日本 220

50 名前:名無しさん必死だな 本日のレス 投稿日:2007/01/30(火) 19:24:17 WQ0vdn1u
 ソフト100万ってウソつくな ガンダム12万リッジ11万レジスタ9万アマコア7万モタスト5万ニード3万ソニック2万麻雀格闘1万だぞ

ただでさえ大赤字だが、その数字でさえも胡散臭い。
PSPは前四半期に生産出荷しすぎてしまったための調整であろう。
ソフトウェア生産出荷数についても怪しすぎる。

発表会の様子

「プレイステーション3(PS3)」の発売により前年同期比5.6%増収の4428億円となったが、営業損益はPS3の「戦略的な価格設定」での販売による損失発生とPS3の立ち上げ関連費用計上により542億円の赤字だった。主なハードの生産出荷台数はPS3が184万台、「プレイステーション2」が23%減の411万台、「プレイステーション・ポータブル(PSP)」が72%減の176万台。

――PS3は来年通期で黒字になるか?
「来年はPS3の逆ザヤをブレークイーブン近くに持っていけるかと思う。コスト削減のために、チップのシュリンク、部品点数の削減、半導体歩留まりの改善の3つの対策を考えている。
PS3はただのゲーム機ではなく、ネットとつなげて遊べるコンテンツを拡大していく。既に50万人以上がPS3をネットにつないでいて、ダウンロードゲームの『グランツーリスモHD』は30万件がダウンロードされている。そういう新たなビジネスを考えており、売り上げは改善するだろう」

――他社との競合が激しいが、PS3の値下げはあるか?
「価格についていつ下げるという案はない。2,3年後ならそういうこともあるが今は考えていない。PS3はゲーム以上の機能を持っており、そこのアプリケーションをどうするか考えている」

――PSPの出荷が72%減と落ち込んでいるが、てこ入れは考えているか?
「10-12月期は予定よりかなりダウンした。マネジメントとして盛り返すスペシフィックな案はいろいろ検討している。しかるべきときに新しいアプリケーションの発表がある。けっしてPSPをあきらめるわけではない」

年末が最適なしかるべき時だと思うのだが。 ITMedia

生産出荷台数とは工場から出荷された数で、実際の販売数ではない。任天堂と同様に販売台数を公表するべきではという指摘もあるが、同社の大根田伸行CFOは「生産出荷台数で発表しているのは、数をアキュレート(正確)に把握できるから」と説明した。

同社はゲーム機やゲームソフトについて生産出荷数ベースで開示しているが、「工場出しの時点でカウントする」(大根田CFO)ため、実際の販売台数や収益に与える影響が分かりづらいという指摘もある。ライバルの任天堂は販売台数ベースで開示している。
大根田CFOは「生産出荷だとアキュレートな数字がとらえられる。セルスルーだと調査によって数字が変わってしまう」と生産出荷で開示するメリットを説明。今後販売台数べースでの発表を行うかについては「お約束できない」とした。
北米PSPのアキュレートな出荷台数は1万台。
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