県道21号福岡直方線/犬鳴峠

久山町と若宮町を結ぶ犬鳴峠です。
西が久山、北が若宮。

旧犬鳴トンネルは昭和24年に開通、若宮と福岡を結ぶ数少ない道路として活躍しましたが、 交通量の急増などにより昭和50年に新犬鳴トンネルが開通したのを機にその歴史を閉じました。

今回は久山側から旧犬鳴トンネルまでと、柳原集落まで行きました。
柳原から先に道があるように見えますが、そんな道ねぇぇええ!

山の神の信号。 左折すると猪野です。
ここから先は延々登りの上人家も急に途絶えます。

採石場だったらしくこのような遺跡がいくつも見えます。 川向こうなのでなかなか行くわけにもいかないのが残念。
中には行けそうなところもあったのでいつか行ってみよう。

中央付近よく見るとアスファルトが板状になっています。
下の土は根こそぎ削り取られたのでしょうか。


新犬鳴トンネル入り口。総延長1385メートルの立派なトンネルです。
中ほどに10メートル足らずで行き止まりの横穴があったんですけど いったい何なのですかね?


トンネルのすぐ右に旧道への入り口があります。
作業員の方たちがなにか言いたげにこちらを見ていたのですが、 その理由は帰ってきてから知りました。

ここから水色

旧道入ってすぐ。看板には「こわい」と書いてあります。
そんなこと書かれてもなー、とか思ったんですよ。
実は先日この道で非常に怖い思いをしていたのですが、 それはただ単に暗かっただけで。

峠道と言えど現道にはきついカーブはほとんど無かったのですが、 旧道に入ったとたんにこれだ。
まだトンネル入り口が見えているというのにとんでもない九十九折りでこの高低差。 これぞ山道。

旧道から柳原への分岐点。
左からやってきて、ヘアピンでバリケードに突っ込むと旧犬鳴トンネル、 まっすぐ進むと後方で柳原です。

実は先日ここまで来たんですよ。
真夜中に。
めっさ怖えー

ここから

厳重なバリケードですが、普通に開いてるし。

ここに来た理由なんですが、地図帳を見てて面白そうなところだったから、 それだけです。
実は超有名な心霊スポットだったなんて帰ってきて調べてみてから初めて知りましたよ。
とはいえ私は心霊現象など欠片も信じていないし、 霊感もないので別に何も感じませんでしたが。

まあ、さすがに今さら夜中に一人で行けとか言われてもたぶん行き切れませんけど。

今まではあくまでただの旧道だったのですが、 バリケードを越えた途端に廃道っぽくなります。
白いのは路側帯ではなく中央線です。
いずれは通行不能になるのでしょうが今はまだ蜘蛛の巣もありませんし二輪なら十分通行可能。

犬鳴トンネル入り口。
ブロックで完全に封印されています。
落書きは酷いし缶やらゴミだらけだし入り口らへんにはヘドロっぽいのがたまってるし はっきりいって心霊とかどうとか以前の問題です。
雰囲気もへったくれもなし。
勿論幽霊もオーブも変なものも何もいませんでした。

ブロックの間からトンネル内部を撮影。
やっぱり中もゴミだらけです。
トンネル自体は十分通行可能のように見えましたが、 やはり反対側もブロックで覆われているようです。

柳原への分岐点。
バリケードからちょうど反対側を撮したところです。
急に道幅が狭まり、旧道から山道へと変化します。

この先に集落があるなんて欠片も知りませんでした(所有の地図帳では行き止まり)

ここから

水源の森、だそうで。
こんなところまで道路が通じてるのはこのためだと思いましたよ。

ガードレールがタイヤ。意味ねぇ。意味ねぇ

人家!?

めっさ驚きました。
なんでこんなところに!?
いや、勝手に人家など無いと思ってただけなんですけどね。

人家十数件の集落でした。
ほとんどは廃屋のようでしたが、数軒は洗濯物が干してあったりして現役でした。

最後の人家を過ぎるとすぐに砂利道。
しかもすごい登り坂。
登れません。
苦労して登ったら廃屋があって行き止まりでした。

この先にも点線で道が書いてあるのですが・・・そんなの無ぇ!
そういえばなんか獣道みたいなのがあったような気もしないでもないが、 もしかしてあれか?
徒歩以外じゃ絶対通行不能。

ちなみにここから一番上の写真(猪野への分岐点)まで一切エンジンかけずに下ることが出来ました。

おまけ。
新犬鳴トンネル若宮側入り口からの分岐点。
こちらは分岐点からすぐバリケードで行き止まりです。
徒歩ならば進めますが、二輪で乗り越えるのはちょっと無理でした。残念。

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