仲哀天皇が通ったから仲哀トンネル。
安直すぎてよい。
とはいえここらへんは迂回路が殆ど存在せず、香春と勝山を結ぶ動脈として活躍してきました、 ってどっちともマイナーすぎるよ先生。
それにしても東側、勝山町方面の道筋、冗談としか思えませんでした。
ここまで極端な九十九折りって実在するんですかい?
実在しました。
いやもう冗談でも洒落でもなんでもなく地図そのままに。
勝山町方面入り口。
写真には写っていませんがしっかりと通行不能の表示があります。
工場の車が道路の真ん中に止めてあるんで最初行き止まりかと思って
違う方向に行ったら迷いました。
路面自体はきわめて普通。
全体的にこの程度かこれより路面は綺麗です。
付近は桜が植林されており、綺麗に整備されているので視界は開けていました。
しかしむしろそのせいで延々うねりながら登る道が見えてしまいかなりうんざり。
徒歩だとまっすぐショートカットで進めます。
崩落。これより四輪は進めません。
元々トンネルは通行不能ですが。
此処以外はほとんど道の乱れもなく、道程のすごさのわりに安穏とした雰囲気の場所です。
登りつきました。
ここらへんは七曲峠という名が付いているのですが、
7じゃなくて14だろ、みたいな。
新トンネルができる前は国道として実用されていたらしいですが、
ここを毎日通っていたバスドライバーとかいたらご苦労様でした。
斜面は見晴らしもいいし、春は桜が満開になることでしょう、
観光&ネタスポットとしては一級品だと思います。
ベンチやらトイレやらもありますし。
同じ場所から後ろを撮影。
不気味に穴を開ける旧仲哀トンネルがすぐそこに見えています。
1890年開通、全長432メートル。
1967年に新仲哀トンネルが出来るまで実に3/4世紀もの酷使に耐えたにしては
あまりに忍びないその老後のお姿。
はっきり言って怖いです。
犬鳴トンネルですら平気だった私がなんでこんなに恐怖を感じねばならないのでしょうか。
しっかりと向こうの出口も見えているのにですよ。
ほんの数十メートル後ろの風景が信じられなくなるような異次元の雰囲気です。
そしてガードレールがあらゆる車両の進入を阻むかのようにそびえ立・・・ってあら?
余所様のサイトによると2000年頃にはまだしっかりと立っていたはずですが。
入り口は廃トンネルにはそうせねばならないという決まりでもあるかのように水浸し。
西の香春町側入り口。
こちらからは全然ちっとも怖くありません。なんでかなー
ちなみにトンネル内部には一ヶ所だけ崩落があります。
今のところ通行には支障ない程度ですが、トンネル自体がいつまで保つのかは神のみぞ知る。
香春側の道。九十九ってもないし結構上まで人家があったりして普通の山道です。
おまけ。新仲哀トンネル香春側入り口。
集落と水田の真ん中をぶち破って入り口が穴を開けています。
・・・いやね、想像以上にね、ヘドロがね、深かったのよ。
いや、そ、そんなところまでー、あひー
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